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【私の話】夏は成長する季節。末っ子の計画に乗っかってみた話

『末っ子のお泊まり計画』

2024年夏は、我が家に誰かが泊まりに来る事が多いように感じます。

海の近くに引っ越して、2年目の夏。
私の知人や子供たちの以前からの友人が、こちらに遊びに来る事が増えてきました。

神奈川県横浜市から、車で約1時間。電車で約1時間半。
約60キロの道のりを経て、会いにきてくれる事は、とても贅沢だなと思っております。

今回は、末っ子とその友人が企画したお泊まり会の話✍️


■ゲームのボイスチャットから始まった企画

末っ子は、年齢関係なく慕われる事が多い性格で、引っ越しをする際、学校でも噂になるくらいだったのです。

先生や友人の親御さんなど、私宛に連絡が頻繁に入り、私のスマホは騒がしかったのを覚えています。

長女と次女は入学に対し、末っ子だけは、転校になってしまったのです。

「引越しして、寂しくない?」と、聞いた時に、「ゲームで、いつでもしゃべれるし、会えない距離でもないでしょ?」と、返してきて、現代の通信環境と共に生きている現代っ子の発言に驚いたのでした。

普段から時間があれば、ボイスチャットを使ってゲームをやっているのですが、その中での話が現実になったのでした。


■親が決めたら面白くない

言い出したのなら、計画を立てなければなりません。

「どこまで本気なんだろう」と、見守っていたのですが、どうやら、だいぶ本気のようで、私からの疑問を提示してみたのです。

何をして遊びたいのか。
何を食べたいのか。
どうやって、来るのか。
親御さんの連絡先など。
当日、私は何をしたらいいのか。

私が決めてしまって、誘導するのは簡単なのです。

しかし、男同士話し合って、計画を立てる事は楽しい時間であり、その後に達成した時の楽しさや経験は、素敵な思い出になると思ったのです。

「少し厳しいかな…」とも思ったのですが、彼らはオーバー12歳。

私がやる事は、親御さんと連絡を取り合い、不安を取り除く事だと思い、そこに集中しました。


■準備が素敵な思い出を作った

彼らに会うのは、約2年ぶり。

「ちゃんと会えるかな?」
「どんな風に変わっているのだろう?」

私の心配をよそに、彼らの計画通り、現地に到着し、当日を迎える事ができました。

成長した彼らを見て、うれしさもあり、まだ残る幼さに安心もありました。

少しずつ大人になっていく彼らの、一つの思い出の助っ人として、見守れた事をすごくうれしく思います。

結局、私が動いたのは、送迎と海遊びの付き添い、夕飯と昼食作りぐらい。
あとは、彼らが決めて、お泊まり会を楽しんでいました。

みんなで朝散歩

海遊びは付き添いでしたが、私自身もだいぶ楽しみました(笑)


■私自身、学びの時間でもあった

以前住んでいた家も、よく子供が集まる場所でした。

子ども達の友達が遊びに来て、いつの間にか一緒に遊んでいて、時には宿題見たり、お泊まり会をしたり、お菓子教室やお絵描き教室、パソコン教室みたいな事をやっている時もありました。

今回も、彼らと時間を過ごして、考えさせられる事が多かったのです。

海遊びをして、怪我や事故がないようにフォローやアドバイスをしていましたが、その中で思いっきり笑顔で遊ぶ姿を見て、最近の私の引っかかっていたモヤみたいのが少しずつ晴れていくのを感じました。

「私はこういう事を教えていきたいんだな」
「私はこういう事を教えてもらっているんだな」

彼らが帰った後、私はそんな事を考えて、また一つやりたい事ができてしまったのでした。


■最後に

帰りの車で「次はいつにする?」、「次は何しようか?」という話が出たのです。
この2日間、彼らと時間を共有できた事、次回も考えてくれた事、すごくうれしかった。

「引っ越さなければ、彼らの成長を見れなかったのか…」

そんな事を思いながら、次回も助っ人として、参加できればと思っております。

2024年夏休み。
残り日数も少なくなってきました。
子ども達も私も成長を感じる夏休みです。

Nagiko

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