ローリングストックとお手軽豆料理あれこれ
ローリングストックに欠かせない(?)のが豆料理。
調理前なら結構な期間常温保存可能でタンパク質が豊富という、ローリングストックを考えるなら非常に頼もしい食品。
歴史や栄養学の観点から見ても、人類は日本のご飯と味噌汁、ネパールのダルバート(ご飯の豆のスープ)、アラブ系諸国に伝わるハレーラと穀物と豆を組み合わせて食べてきたことが多く、穀物と豆の組み合わせで必須アミノ酸が効率良く摂れる仕組みになっているそうで。
そんな大袈裟な講釈はともかく、この本に載っていた「ひたし豆」の項目を見て、「ちょっと食べてみようかな?」と思いまして。
「ひたし豆」なら、要は「豆を1晩水につけて茹でて、醤油かめんつゆにひたす」だけなそうなので、これならkinaでも簡単に作れる。
今回は「お試し」ということで、あおばた豆と秘伝豆を購入。
「ひたし豆」にはお醤油バージョンとめんつゆバージョンがありますが、今回両方試してみたところ…kinaにはめんつゆバージョンの方が向いていると判明。
醤油バージョン、しょっぱすぎるorz
それより何より、茹でたてのあおばた豆や秘伝豆に軽く塩を振って食べるのが素晴らしく美味でした。
よくよく考えてみたら、「熟した枝豆の鞘をとっぱらった部分を食べている」わけなので美味しくないわけがないのですが…「大豆とはこんなに美味だったのか!」と思わせる味でした。
茹でただけの大豆だと日持ちしないから、味付けたり冷凍したり浸したりして食べる期間を長持ちさせるわけですが…こんなに美味なものを放っておくのは実にもったいないことで。
下手したら、「大豆の茹でたてを食べるために大豆を茹で、その残りを不満たらたらでひたし豆にする」という状況に陥るのかもしれませんσ^_^;
それだけ大豆を茹でただけのものが美味だったということで、ひたし豆だって決して美味しくないわけではないんだけど、大豆の茹でたての前にはすべてが霞んでしまいます。
もう一つ、簡単に料理できる豆料理(?)が「黒千石大豆を使った豆ご飯」だと思います。
これは甥っ子が「黒千石大豆の豆ご飯のもと」を持ってまして、どこで売ってるか聞いたら「乙部町のセブンイレブンで売ってる」と聞いたので早速購入したことで知りました。
同じものは楽天やYahooでも購入できるようで。
使ったら、豆の色素で赤飯のような色のご飯になりますが、簡単に豆ご飯が作れます。
なんせ、「お米と一緒に水につけて普通に炊くだけ」なんで。
味も悪くはありません。
目立って美味い!というわけではないですが、おかずの味を壊さない美味しさで、普段のご飯としても良いものです。
このご飯の素を使って食紅を使わずに赤飯を炊くという方法もありです^_−☆
豆入りご飯だと、ご飯を食べるだけでタンパク質が摂れるから栄養バランスも良くなるから、ポリフェノールとか何とかを考えずとも、おにぎりやお弁当にも使えるんじゃないかと思うんですが。
日常的にも使えますが、非常時に「炭水化物とタンパク質を一気に摂取できる」というメリットは大きいと思うので、備えておいて損はないと思ってます。