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偏食は、好き嫌いのレベル?食べられる度合いがちがう

先日のセミナーでご質問いただいた「偏食」について書きたいと思います。

  • ◯◯しか食べない

  • ■色は、食べる

  • 緑色のものは、食べない

とよくご相談にのります。
ワガママだ単なる好き嫌いなだけと言われやすい、偏食。
わたしは、ココロのアレルギーだと思っています。


食べ物を色で判断している?

わが家は、長女が茶色
長男は白色しか食べない時期がありました。
(ほうれん草など)緑色のものは、食べ物と認識してなかった…とのちに長男は、言葉にしてくれました。

食事は、親子でたのしい時間となるようにする

わが家で実践したこととしては

  • わたしがおいしそうに食べる

  • ひと口すすめる→ちょびっとでも食べたら、ほめる

  • こどもが食べなかったものは、夫へのご褒美としてとっておく

  • 野菜ジュースをストック

  • いっしょに料理しながら味見をすすめてみる

注意したこと

  • ひと口食べられたからと、もうひと口をすすめない

  • せっかくあなたの「ために」作ったのに、と言わない

  • 食べることを強要しない(食事の時間が苦痛にならないようにした)


手間ひまかけて作った手料理

すこしでも栄養を取ってほしいと考えたけど
残されるとかなしいと思うのは、当たり前。
明日の晩ごはんができたわ〜くらいに思うくらいが丁度よいのかもしれません。

こどもの表現は…
「食べられない」
「ムリ」しか言わなかった…言えなかった

成長してから時間をかけて、ゆっくり話をすると…
「食べ物では、ないと思った」
「口の中がいたい(辛い=いたい)」
という表現だった。
理由が話せるようになるまでかなり時間がかかりました。

ワガママで言っているのではないことは…
どれだけ空腹でも食べないことでわかります。
防災のために白ごはんと野菜ジュースを大量にストックしていた時期もあります。
配給されるパンの中身によっては、食べられないものもあった、ため。

好きなものだけをお弁当につめても…1年で800gしか体重が増えなかったこともありました。

体重が減るようなら、かならず専門医へご相談ください。

こどもによってNGラインが、ちがう

  • まぜごはん:×

  • 炊き込みご飯: ×

  • のりをまく:◯

  • カツ丼:×

  • ハンバーグに人参をすりおろす:×

味がまざったら、ダメとか
食感がよくない、など理由は、さまざま
お肉のランクをあげたり
調味料のメーカーをかえただけでも気づかれたこともあります。
一つずつ親子で確認しながら、ご飯を食べていました。

ずっと偏食は、かわらない?

わが子に関して言えば、試行錯誤しながら
偏食の範囲が少しずつ広がっていきました。
食べても大丈夫な物として認識したことに加えて、小学校の給食も「食べる」キッカケとなりました。

  • お友だちがおいしそうに食べている

  • みんなが食べているから、つられて食べる

  • 家で食べたことないものがでてきた

ここにあげてはない
大人である、わたしにはわからない理由があるのかもしれません。

大人になってもだれかと食べる時間を大切にしてほしいし、
家族でたのしく食事をした経験がすこしで残って欲しいなぁ
と思いながら今日も献立に悩みます(笑)


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なぎちゃん✤発達障害特化型親子カウンセラー
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