自分の弱さを受け入れる方法
誰しも自分自身の強みと弱みがある。こと弱みに関しては認めたくなかったり、目を背けたくなる。
だからこそ、自分の弱みをさらけ出せる人は強いと思う。私はと言うと、昔から自分の弱さを人に見せることが苦手だ。信頼している友人、恋人、家族にだって、弱みを見せることは苦手で、今もそうだ。
だから、自分一人でやろうとすることが多いし、自分一人でできるように努力する。人に弱さを見せることに恥ずかしさがあり、弱さをさらけ出すのはものすごく勇気がいる。
一方で、自分の弱さを他人にさらけ出せる人がいる。自分の弱い部分をごくごく自然体で、「私◯◯なところはあってさ・・・」と笑って言える人がいる。そういう人に出会った時、この人は自分の弱さをちゃんと受け入れているんだなと感じる。
自分の弱さを受け入れるとは、
人に話せるかどうか
なんじゃないかと思う。自分の弱さを感じた時、あなたはどんな行動を取るだろうか。人に自分の弱さを指摘をされて図星だった時、どんな行動を取るだろうか。
私は、一旦心の中へストックしてしまうことが多い。腹が立つことやたわいもない笑い話であれば、家族や友人にすぐにでも話すだろう。それはそういうことがあった事実を受け入れることができているから。でも、自分の弱さをそのノリで話せるかと言うと、それには時間が必要で、人に話すにはかなりの勇気がいる。
自分自身がその課題や現実を受け入れることができてはじめて、人に話すことができるのだと思う。
逆を言えば、人に話すことができることは、自分の中で受け入れることができたもの、と言えるんじゃないかと思う。
この方程式が成り立つと仮定すると、自分自身を受け入れたいけど、受け入れることができない、そんな人がやるべきことは、
自分が抱えている問題や課題を人に話してみること
断捨離すると物を手放して物も心もスッキリするように、心の断捨離も定期的にしてあげることが必要。
自分のことをオープンにいつでもさらけ出せる人もいるけど、そういう人は常日頃から無意識に心の断捨離ができているのだと思います。でも、内向的な性格や自分を表現することが苦手な人は、それが無意識にはできない。だからこそ、定期的に心の断捨離をすると生きやすくなるのではないかと思います。
まずは、紙に書き出してみるとかでもいいと思います。私にとっては、こうやってnoteを書くことも心の断捨離に繋がっていると感じています。
ただ、弱い自分を受け入れることができたかどうかの目安になるのは、人にそれを話すことができるかどうか。紙に書いたり、noteに書いたりすることももちろんいいのですが、1番効果が強いのは「周りの人の話す」ことのような気がします。
友人や家族、恋人、自分の周囲にいる人に、自分の弱さを無理なく自然に話すことができるものというのは、それはもう自分の中で受け入れることができたものだと思います。これはあくまで私の個人的な考えに過ぎませんが、内向的で自分を表現することが苦手な私がこれまで生きてきた中での経験からそう感じます。