転職活動をして思ったこと
年明け。「会社だるいなぁ」の勢いにのって転職活動をした。
仕事合間に履歴書を作成したのをきっかけに、転職フェアが開催するという情報を得たので、参加してみることに。転職サイトにも登録した。
結果がどうであれ、1つずつ行動することで、着実に前に進んでいるという充実感や、より良い未来への希望を感じることができた。
転職フェアに参加すると、色々な会社がブースで待ち構えていた。参加者はそれほど多くないので、出展企業からの視線がビシバシ伝わってきて、会場に入った瞬間に帰りたくなった。
ただ、ブース外での声かけは禁止になっており、あれやこれと声をかけらることはなかったのでよかった。とりあえず、資料コーナーでどんな企業が出展しているのか目を通した。
「話を聞いてみたい！」と思うような企業がなくて、なんだかなぁという感じだったけど、とりあえず2社の会社のブースに座って話を聞いた。さえないおじさんの説明は単調で長く感じた。
転職活動をしてみての収穫。今の環境は恵まれているのかもしれないと思えたこと。
まさかこんな展開になるとは思ってなかった。今よりもいい会社に出会って、あわよくば転職成功〜！なんて未来に妄想をふくらませていたけど、転職サイトを見ても、転職フェアに行っても、働きたいと思う会社はなくて、「今の方がマシだな」というのが率直な気持ちだった。
今の環境は恵まれているのかもしれない。とにかく現状を変えたくて、「とりあえず転職！」なんてしまったら、「前の会社の方がよかった」と思う確率80％といったところだろう。
転職活動をしたことで、「もう少し今の会社で頑張ってみようかな」と、現状をポジティブに捉えることができたのと、納得感が得られた。
それと、もう1つ思ったのは、在職中に転職活動をした方がいいなと思った。
もちろん心身を壊してまで無理をして続ける必要はない。というか、「ちょっとこのまま続けているとあやしいな、しんどくなるかも」の段階で転職活動をしておくのがいいのだと思う。
在職中に転職活動をすることで、精神的余裕が生まれる。在職中なわけだから、「転職してもいいししなくてもいい」という選択肢を持てるのは大きい。その選択肢があることで、企業に選んでもらう転職活動から、企業を選ぶ転職活動ができると思う。
ここに書いたことは、個人的に思ったことなので参考程度に読んでもらえたらと思う。
わたし個人としては、今後の転職活動に向けてのいいシミュレーションになった。今よりもいい会社に出会うためには、常に転職活動をしておくのがベストなんだろうな。
その一方で、転職して今よりもいい会社かどうかもわからないリスクを背負って、転職活動と転職後の新しい環境に慣れることに労力を割くよりも、現状に満足して、今の会社でどう心地よく働くか、を考えた方が懸命なのかなと思ったり。
転職活動をすると、今よりもいい未来にワクワクするけど、実際はそんなことなくて。
でも、転職活動をして外の世界に目を向けることで、今の恵まれた環境に気づくことができた、というのが、今回の転職活動で感じたことである。
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