見出し画像

2022年読んでよかった本

2022年は40数冊本を読みました。今年ももうすぐ終わりということで、その中で読んでよかった本を5つ選出しました。今後の選書にぜひお役立てください💭

①愛するということ

文面が哲学的で理解できない部分もあるんですが、分かる部分はグサグサ突き刺さりました。独身/既婚、恋人の有無に関わらず、これは全人類に一度読んでほしいぐらいの良書です。恋愛市場でも、特に女性は「どうやったら愛されるのか」という受け身の議論になって”Taker人間”になってしまいがちなんですが、先に与えることが大事なんですよね。GIVE精神。「愛することは技術であり、自分を愛することができなければ他者を愛することはできない」という言葉はずっしりきます。

ちなみにこの本読んで、もうちょっと理解しやすい本が読みたいと思った方は以下の本がおすすめです。「愛するということ」を噛み砕いた本で、どちらかというとこっちの方がスッと入ってきます。


②スマホ脳

数年前からずっと売れ続けている「スマホ脳」。TwitterやFacebook、InstagramなどのSNSは世界の天才たちが「どうやったら人々が時間を消費してくれるか」を熟考して作り上げられています。私たちはその手のひらで踊らされ、一喜一憂させられてるだけ…と冷静な視点に立ち返らせてくれる本です。まあ、SNSを見て他人と比べるっていうのは日本だけでなく世界中で起こっている現象なんだな、人類みんな一緒じゃん、と思うとちょっと悩みも軽くなります。とはいえスマホは本当に便利だしSNS通じての友達とのコミュニケーションは楽しいので適度な距離感を保ちつつ上手に付き合っていきたいですね。


③シンプルだから、贅沢

日常をせわしなく生きている人におすすめのエッセイ。読むと心が軽くなるし、何気ない日常を愛おしく感じられます。みんなが持ってるからだとか、広告でよく見るとか、見栄から来る”所有欲”を手放したら、自分に必要なものだけが残ります。シンプルで上質なものだけで暮らそうと思えるようになりました。8月に旅先に持って行って読んでたんですが、穏やかな気持ちになれてよかったです。

④タダで、何度も、テレビに出る! 小さな会社のPR戦略

スタートアップの広報をしていて、テレビを狙っていきたいと思い読みました。元々「ワールドビジネスサテライト」や「ガイヤの夜明け」という名だたる経済番組を担当されてたテレビディレクターが書いた本です。toBやベンチャー、中小企業でも「ストーリー」を軸にすればテレビ露出も夢ではないんだな、と思いました。テレビ局って辞める人が少なく、なかなか情報が流れないらしいのですが、この本は裏側を余すことなく書かれててかなり勉強になります。

⑤恋愛の発酵と腐敗について

今年読んだ小説の中で面白かった一冊。THE「人間の欲望」って感じの恋愛小説でした。何歳になっても欲のままに動く登場人物たちの次の行動が気になって、どんどん読み進められます。タイトルにもなっている「発酵」と「腐敗」ですが、その2つは紙一重で、恋愛に関しても情熱を注ぎすぎると関係が腐ってしまうんですよね。あらゆる情景がパンに例えられており、美味しそうな描写に惹かれました。

以上、5つご紹介しました!
年末年始、時間がある時に読書したいと言う方はぜひ読んで見てください!



この記事が参加している募集

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?