神様にささげる包丁さばき
このクイズで、「料理の神様」「醤油の神様」をお祭りしている高家(たかべ)神社を紹介しました。
この神社の境内では、年に3回、「庖丁式」が行われています。
庖丁式とは、平安時代より伝わる儀式。
庖丁師が、まな板の前に座り、食材に直接手を触れず、右手に庖丁、左手に箸を持ち、神様に奉納する食材を、切り分けます。
高家神社の庖丁式のようすを動画でも観ることができますが、
右手に庖丁、左手に箸を持ち、食材(魚)をさばくのに決して手ではさわりません。
神様の前で調理をするので、食材に人間の手が触れないことが重要なのでしょう。
結果的に、衛生にも配慮した庖丁さばきになっています。