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飲食店勤務経験ゼロからカフェを立ち上げるまで/食品衛生責任者資格の取得

「飲食店勤務経験ゼロからカフェを立ち上げるまで」シリーズの3本目となります。
これまでの経緯は以下のリンクを。

食品衛生責任者養成講習会について

ホームページがリニューアルされていて驚いたのですが、下記のサイトにあるように、「食品営業許可施設及び食品営業届出施設の営業者は『食品衛生責任者』を選任することが 食品衛生法で定められています」。というわけで、調理師免許などをお持ちの方は改めて養成講習会を受ける必要はありませんが、そうではない場合は、各都道府県で開催されている「食品衛生責任者養成講習会」を受ける必要があります。

今はeラーニングでも取得できるようですが、当時は「会場集合型」のみ。
コロナ禍がちょっとひと段落していたタイミングだったためか、申し込もうと思っても既に満席の回ばかりで、何と4ヶ月待ちで申請しました。

講習時間は6時間で、昼休憩を入れると丸々半日潰れるスケジュール。
ただ、基本は居眠りしないでちゃんと聞いていれば、スムーズに資格が取得できる講習会となっています(居眠りしていたら、本当に追い出されて資格が取れないのかどうか、私が参加した際はそういう人がいなかったので、分かりません)。

当時のnote記事は下記。

今はeラーニングでできるならば、そこまで焦る必要もないのかもしれませんが、ちょこっとでも飲食業をやりたい、と思ったら、お金がかかるはかかりますが、早め早めに食品衛生責任者の資格は取っておいた方が、幅は広がるような気がします。

ちなみに、食品衛生責任者氏名の掲示義務はなくなったようなのですが、私はこの講習会のタイミングでプレートを買いました。
もはや掲示義務はなくなったので、どうでも良いのでしょうが、保健所に聞いたら、別に東京都のプレートを栃木県で使っても良いとのことで、「カフェときどき」にはこの時に買ったプレートが厨房に置かれています。

食品衛生責任者実務講習会について

なお、ここからは「カフェときどき」オープン後の話。

オープン後、お店の郵便受けに葉書が届いていたのですが、食品衛生責任者実務講習会というものを受けないといけない、とのこと。
「⚪︎月⚪︎日の回に来てください」と日付指定までされていました。

問い合わせ電話番号が書いてあったので聞いてみたのですが、どうやら3年に1回、受けないといけない、とのこと。
とはいえ、多少は融通も効き、「難しい場合は△月△日の回もあります」と別の日程も案内されました。

また3年後に受ける必要がありますが、「だいたい近づいてきたな」と思ったら、問い合わせれば、今後のスケジュールも教えてくれるそうで、早め早めにスケジュールを聞いておいて、日程調整すれば、今回よりは余裕を持って臨めるかな、と思いました。

というわけで、実務講習会に参加したら、栃木県の食品衛生責任者手帳をもらいました(講習会は2時間です)。
東京都のものは赤でしたが、栃木県のものは緑色なんですね。

栃木県の食品衛生責任者手帳は緑色

【追記】
この記事は全文公開していますが、「カフェときどきサポーターズクラブ」対象記事にしています。
サポーターズクラブは月500円ですが、栃木県日光市で私が運営している「カフェときどき」で飲食していただいた際、お支払いいただいた額は割り引くので、一種の前売券システムのような形になっています。
ランニングコストのかかる飲食店では、サブスク的にいただけるお金は大変ありがたいもの。
「この取り組みを応援したい!」という方がいらっしゃいましたら、ぜひぜひご協力いただけますと嬉しく思います。

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