「何を伝えるか」 ではなく。。。
「何を伝えるか」
ではなく
「何が伝わるか!」
ですよね。
前者は話し手目線。後者は聞き手目線。
で、話し手からすると、「何を伝えるか」に注力して、
コピー、パワポ、起承転結とか、ありとあらゆる手を打ちます。
でも、それは話し手の一方的な側面です。
片思いのラブレターみたいなもんで、聞き手に実際どう響くかは
定かではありません。
もちろん、コピーライティングとかはテクニックとして、読み手(聞き手)の感情を揺さぶり、アクションを起こすような仕掛けをたっぷり仕込むのですが。。。
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「伝わらない」のは「存在しない」のと同じ。
これは、セブンイレブン元社長の鈴木敏文氏の著作で紹介されている言葉です。
繰り返すと
「伝わらない」のは「存在しない」のと同じ。
さらっと表現されていますが、実は大変厳しい内容ですよね。
前半の話に戻すと、
「何を伝えるか」と四苦八苦して考えて構築しても、聞き手に伝わらなければ、存在しないと同義なわけですから。
そこで、ここからお話しするのは、時空を超えた「伝わる」極意です。
ヒントは古典。
なぜ、古典は何千年、何百年もの時代の風雪に耐えて残ってきているのか。
何千年、何百年もの永きにわたって後世にそれこそ、伝わってきたから残っているわけです。
もはや、技術、テクニック、スキルのレベルではありません。
僕が、よく説法でお話しする、そう
魂(たましい)
魂から発している言葉(言霊)かどうかが、「伝わるか」「後世まで残るか」の基準です。
釈迦、キリストは自身は書物を残してはいませんが、のちの弟子たちが口伝として釈迦、キリストの言葉を残しています。それは、何千年も伝わってきています。
孔子、老子、プラトン、ソクラテス、聖徳太子、親鸞、道元、吉田松陰。。。そして、もちろん空海。
皆、魂レベルで、言葉を発していたのです。
だから、彼らの言葉は時代を超えて残っている。よって、
究極の「伝える」技術は魂が使える自分に成る事!!!
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しかし、
確かに、魂はどなたの中にも存在するのですが、
ほとんど奥に隠れて睡眠状態なのです。
いや、その存在に気づいてすらいない方も多い。
「私は、半沢直樹を見て、感動で魂が震えました」
とかいう声が聞こえてきそうですが、
残念ながら、ドラマを見て感動したというのは、
あくまで感情(心の作用)レベルの話なのです。魂とは程遠いのです。
魂から言葉を発するには、どうしたら良いか?!
明日、お話ししましょう〜〜
⭐️お読みいただきありがとうございます⭐️