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配信の時代に円盤を買う意味
ちょっと前に観た映画がDVDになるということで、買ってしまった。
『映画大好きポンポさん』という作品で、おそらく今年の映画ベストには間違いなく入る作品のBD。
ポストカード8枚にスペシャルブックレット、当時の劇場入場者特典前後編にスタッフの座談会の収録、さらに決定稿脚本、映像特典に手書きのコンテ映像、オーディオコメンタリーが収録されるブルーレイ特装版が届く、いや、届いているらしい。
この映画の感想は鑑賞当時に記事にしているのでそれを貼ろう。
映画が好きで好きで、映画に生かされて映画がなければとうの昔に死んでいたような、世界を映画を通してしか愛することができず、ただ目から青春が欠けた男のジーンと映画の巨匠の全てを受け継いだ映画の天才サラブレッドのポンポ。
そんな2人が軸となる「映画を創る側」の人間ドラマアニメーション、『映画大好きポンポさん』
本家アカデミー賞のアニメ部門にノミネートされたと聞いて、これもしかしたらアカデミー獲るんじゃね!?みたいな期待が今になっては湧き上がっている。
最近はまた再上映されている映画館もあるらしいし、じわじわと伸びてくれているようで全く作品作りに携わっているわけでもないのに嬉しい気持ち。
「幸福は創作の敵である」
そんな狂気の創作活動をひたむきに続ける映画に人生を狂わされ生かされてきた人間たちの愛憎にも似た映画への姿勢は観賞後に心を突き上げられる感覚を覚えさせられた。
そんなポンポさん、多分これから配信が始まり色々な配信サービスでこの映画が知られることになるだろう。配信ならいつだって観ることができる。これは間違いない。
でもBDを買ってしまった。これは義務感による購入ではなく、公式や作り手に対するお礼のようなものなのかもしれない。
この作品を映像にしてくれてありがとう。そんな気持ちでポチってしまった。
手元に置いておきたい。
配信によって全て足りてしまうと言っても過言ではないこの配信時代に、形あるDVD/BDをわざわざ買う意味とは何か。その簡潔な答えはきっとこれに尽きるのかも。
DVDやBD、つまりは円盤でしか当時のライブとかを観ることができない。というのであればまぁ買うだろう。
自分ももう2年前になるライブのBDを買って苦しくなったら流して観ている。でも自分にとって映画のDVDを改めて買おうとするのは初めてだった気がしている。
まぁ、特別版で脚本が入ってたら買っちゃうよね!みたいなのもあるけど。
中3の頃に1万そこらするシンゴジラの設定画集を買って特別付録の脚本と一緒に映画を観なおしたのは懐かしい思い出だ。今だって本棚の真ん中にそれは鎮座している。
そういえば、この前書いた『Yonayona Journey』CDもついでに買ってしまった。
Amazonの注文だと特別に大きいレコード盤がついてくるらしく、ちょっとウキウキしながら届く日を待っている。確か来週あたりに届く予定だったはず。
これですね、この記事です。よかったら開いて聴いてみてください。
もし仮に基本無料の自分の記事に有料分の価値があろうとなかろうと、2021年のベスト記事マガジンを有料で売ったとすればそれはどうなるのだろうか。そんなことを考える。
スキの数にこだわらない、往年の歌手が出す売れた曲や人気の曲じゃなくて自分が好きな曲をいくつか詰めたアルバムみたいなそれを感じてしまった。
そういえば自分のオススメする記事ベストが今年の1月で更新が止まっている。いっそ2021年総決算としてまた更新をしてみようかしら。
とりあえず今日はこの辺で終わっておきます。今日は高級イタリアンのサイゼリヤで豪遊してきます。気持ちよく帰っちゃうぞ〜!!の気持ち。
そんなわけでまた明日。