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凡庸なソフトウェアデベロッパーは消え去るのか

米国の連続起業家、Greg Isenberg氏の衝撃的なポストを見つけた。

Indeed上のソフトウェアデベロッパーの求人数はピーク時から70%も減少しているらしい。なぜか。

中流のエンジニアが消えつつあるのだ。そして、それは彼らがもはや必要とされていないからだ。

そして、さらに言えば、「初級レベルのエンジニア」はもはや存在しない。

代わりにコードを書くプロダクトビルダーが存在する。AIを武器に、彼らは数日で製品を完成させ、出荷する。

一方、真のエリートエンジニアは、かつてないほど多くの収入を得ている。そして、彼らは主にフロンティア技術に取り組むようになった。つまり、本当に難しいものに取り組んでいるのだ。

OpenAIでのAGI。
SpaceXでのロケット設計。
テスラの自動運転車技術。

プロダクトビルダーはソロプレナーやクリエイターになりつつある。フロンティアエンジニアは多額の資金を稼いでいる。

2025年には、「ソフトウェアエンジニア」という言葉は2020年と同じ意味を持たないだろう。そして、このグラフがまさに示しているのはそれだ。

中間層のソフトウェアエンジニアは消滅した。少数のエリートエンジニアを頂点として、それ以外の人々はソフトウェアビルダーになりつつある。

AIは付加価値の低い業務から徐々に仕事を奪うのかと思いきや、まず中程度の付加価値を持つボリュームゾーンの仕事を奪いにきているらしい。

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