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英語教育を考える(その②)

どうも、あさまんがです。だいぶ更新が遅れました。

色々と疲れが重なり、パソコンを見るのが嫌になってしまっていました。とりあえず今はある程度落ち着いているので、執筆を再開した次第です。

今回は英語教育というより、日本の意識に関する文化に触れるような記事になります。それでは早速本題に入りましょう!

発音は大切である

まずは前提として、この持論を掲げておきたいです。

確かに国際化の流れにおいて、発音があまり意識されなくなったり語彙が減少したりすることは決して不自然ではありません。

実際に僕も英語を話す時、発音が綺麗にできているかと問われるとその答えは「いいえ」です。会話の流れや伝わりやすさを意識すると、どうしても発音がおざなりになってしまうことが多いですね。

ただ、かといって

「じゃあ、発音は学ぶ必要はないじゃん」

「伝わればいいから発音はめちゃくちゃでもいい」

ということではないと思います。

前者に関しては、発音というのはそもそも言語にとって必要不可欠な要素ですから、学ぶ必要がないというのは同意できません。

後者に関して言えば、あくまで伝えようとした結果、発音が不自然に(不適切なもの)になるのであって、発音がメチャクチャでも伝わるということではないのではと思います。

綺麗な発音をして笑われる文化

この辺からあさまんがの主観的な意見がどんどん加速していきます。笑

これを読んでくださっているみなさんの中にも経験者がいらっしゃるのかもしれませんが、「“r”の発音をすると笑われる」のが代表的な例です。

この”r”の発音はいわゆる「舌を巻いたこもった音」で(厳密に言うと必ずしも舌を巻くわけではない)、日本語ではあまり馴染みのない音です。

これがどういう訳か、笑い(からかい)の対象になってしまうのです。

おそらくこれは、「日本語の時の感覚(だけ)で英語を捉えているから」だと思います。言い換えれば、日本語と英語とが厳密には区別されていないのでは、ということです。

「そういう発音もある言語なんだな」という思考に至ることができなかった場合、”r”の発音をした人が笑われる事態になるのではないでしょうか。

反対に、日本語英語(カタカナ英語)が笑われる文化

「じゃあ、日本語と同じような発音をすれば笑われないのか!」

…残念、不正解です。こっちもなんだかんだ言って笑われる文化というのが確かにあります。こっちのほうが相対的には新しい流れかな?

例えば、

I think (that) you are a nice person.

という英語の文章を、

アイ シンク (ザット) ユー アー ア ナイス パーソン。

と発音してみると、「なんだよそのカタコト!」とか「👺発音が悪い」とか言われることがあるかと思います。

つまり、「そんなんじゃ外国の人たちと話す時に通じないよ」となるわけです。”r”の綺麗な発音は褒めてくれないくせに。

僕は中学・高校のころ、授業の発表をするシーンでは発音のしかたで迷うことが多くありました。どっちの発音をすれば、理解してもらいやすいか。今考えてみれば、そんなところに労力を割くのがもったいなかったな、とも思うわけですが。笑

こうして、「英語を話せない日本人」が生まれる?

こんな感じで発音が堂々と練習できない環境にいれば、話すたびに「いや発音良すぎ、意識高い系かよ」とか「そんな発音ネイティブはしないでしょ」とか言われるのが心配で、英語を口に出していくことが億劫になりかねません。

今、英語を話せる・使える人材を増やそうと「アクティブラーニング」を取り入れる動きが盛んです。英語に限った話ではありませんが、主体的な学びをしよう(させよう)ということでしょうね。

でも、その「主体的な学び」以前に、今回話したような環境を改善していかなけらばいけないと思います。

良くも悪くも「発音にうるさい」状況を変えるということです。

じゃあどうやって、と言われると今の僕ではまだ答えることができません。大学で勉強しながら考えていきたいです。みなさんならどう答えますか?

まとめ

今回の内容をザッとまとめます。

1.英語の発音そのものは大切

2.綺麗な発音は笑われるということがある

3.反対に、カタカナのような発音も笑われることがある

4.英語を話せない原因となるこの環境を変えねば

こんな感じです。英語教育に興味のある方、またそれに携わっておられる方、英語が嫌い(苦手)な方、他にもいろんな方に考えていただきたい内容です。

感想や自分の意見があるよ!という方はコメントでお気軽に書き込んでいただけると嬉しいです。

それでは今回はこのくらいで終わります。次回もお楽しみに!

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あさまんが
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