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知ることは生きること
小林秀雄の本がもうすぐ読み終わる。とても面白い。読みながら、小林秀雄について解説しているYouTubeを観て、より理解できている、と思いたいが、やはり難しい。もっと、繰り返し読まないといけない。
次はなにを読もうかな。叔父が、ソシュールについて書かれた丸山圭三郎の本をくれたから、それを読もうか、それか、ジャン・ボードリヤールの『消費社会の神話と構造』を読みたい。
本を読むのが楽しすぎるので、人付き合いが疎かになっている。外に出ないし、暑いのもあるけど、できればずっと家にいて、本を読んだり創作をしていたい。
だけど、たまに人と話すのも、とても楽しい。緊張もするんだけど、人と話すことは、本を読むことと、種類は別だけど、近い気がする。
人の場合は場の空気、顔、体の動き、音と匂いも共有し、渡し合う。本の場合は文字の流れや勢いから、こちらが勝手に汲み取ったものではあるけど、すでにいない作者も今もいる作者も、本の上では正しく一緒にいてくれて、全身からの表現を惜しみなくくれる。
もっとたくさん読みたい。生きているうちに、わかれる分だけわかりたい。
知ることは生きること、みたいなことを、小林秀雄も書いていた、ような気がするんだけど、正確な言葉を思い出せない。