どんな本を読むの?という気軽な質問にすぐこたえられない
人前で趣味は読書だと言うと、
「そうなんだ! どんなのを読むの?」
と聞いてくれる方がありがたいことにたくさんいらっしゃいます。
読書は自分のアイデンティティを支えてくれるものなので、そんな言葉をもらえたときはすごく嬉しい。
しかし、いつも即答できない。
めっちゃ本を読んでいます。
小説に、雑誌、百科事典、漫画……評論、エッセイなどなど挙げればきりがないほど……本の虫と呼ばれるくらい読書家の私。
じゃあすぐに答えられて、返答に困ることはないはずだろう? と自分でも思うのですが、
どの作品を言おうかな?いや作家名で答えたほうがわかりやすい?といろいろ考えてしまいます。
リアルでは好きな本について語らう友だちがいないくらいに、マニアックな読書をしているんです……
(友だち自体が少ない……)
どんなときでも自分の一番好きな一冊を答えたいのですが、あまり知られていない作品名が頭に浮かぶと、いや多分わかりづらいよな……だとするとジャンル……?いやジャンルでも特別好きなのないしな……文学の派閥なら……いや回りくどく考えすぎだな自分……
相手を困らせたくないしな……といろいろ悩んでしまい、
結局
「1930年から1940年くらいの作品が好きです!」と相手が多分想定していない答え方をしてしまい、話を終わらせてしまったことがあります……
普段の会話でならまだいいのかしれませんが、
就活……! 就職の面接で趣味が読書と言ってしまったときが大変です。ハザードです。
採用に繋がる答えなんておそらなくないはずなのに、少しだけ悩み、結局、滅茶苦茶わかりづらいことを言ってしまいがちです……
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