流水プールの体験に行ってきました
皆様こんにちは。
今回はビジネスの話ではなく私の趣味の話になります。
このコロナ禍でプールが使えないということで、瀬戸大也選手などトップレベルからジュニア選手に至るまで、大型の簡易プールを購入して自宅で練習されておられたのがSNS上で多く見られました。
実際に私の知人である当時高校生スイマーも自宅のガレージにプールを設置して練習していたのを動画でもらったこともありました。
そんな中、自宅で快適な水温でしっかりと練習できる環境があればということで以前から流水プールというものがありました。
日本では「エンドレスプール」「SwimEX」「ジャパンアクアテック」などの企業がこの流水プールを設計・販売しておられます。
昨日、Instagramで知り合った個人で水泳コーチをされている方の紹介でSwimEXの流水プールの体験をしてきました。
エンドレスプールとジャパンアクアテックの流水プールについては過去に泳いだ経験がありましたが、SwimEXは初めてだったので非常に楽しみでした。
SwimEXの日本総代理店が兵庫県西宮市苦楽園にあるということで、知人の水泳コーチと一緒に伺いました。
ヘッダー画像にあるのがその総代理店をされている方のご自宅にあるプールです。
プールの前方にボタンとともに液晶画面がありこのどちらかでプールの流水開始や終了、速度の調節ができるようになっています。
また、インターバルトレーニングなどのメニューもあらかじめシステムとして組まれており、それを設定したり一定の時間泳ぎ続けるためにカウントダウン方式の時間設定ができたりもする優れた機能を持っています。
恥ずかしながら、上の画像はこのプールで私が実際に泳いでいるところを動画から切り抜いた画像ですが、このプールでは最速で100mを1分4秒ペースで泳ぎ続けることのできる水流を流すことができるようになっています。
この画像の時は設置している機械の設定上で1分11秒がマックスではありましたが、その環境下で5分ほど4泳法を泳ぎましたが非常に快適に泳ぐことができました。
こちらのプールは素材がFRPというガラス繊維とポリエステル樹脂から成る非金属のもので、学校やスイミングスクールはもちろんのこと日本水泳連盟(JASF)や国際水泳連盟(FINA)の公認プールでも使用されている素材なので普段のプールの環境と同じ素材の環境で泳げるのも魅力ですし、何よりも非金属なので錆びることがないのが特徴です。
ちなみにSwimEXの流水プールは単なる競泳練習用としてプールだけではなく、リハビリテーション目的などにも活用されていて医療施設や福岡ソフトバンクホークス・東北楽天ゴールデンイーグルス・サンフィレッチェ広島・ボストンレッドソックスなどといった国内外プロスポーツチームにも数多くの導入実績のあるものになっています。
流水プールはメーカー毎にそれぞれ特徴があるので、一概に比較するのは難しいですが、私が体感した感じでは水流に乱れがなく全幅に対して一定の速度で流れるところは本当にプールで練習しているのと全く変わらない感じがSwimEXの最大の特徴だと思いました。
まだまだ流水プールは設備にかかる費用などが高額で簡単に手に入るものではないですが、安価でかつ都合の良い時に使えるような施設が多くできるようになれば素晴らしいかなと感じました。