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見捨てられる日本の予兆(ローソン問題)

■外国人への差別

技能実習生制度は、現代の奴隷制度であるとの批判を海外から受けてる。実際、まともな賃金を払わず、勝手な理由で解雇して彼らを苦しめていることは折々のニュースを見ていると分かる。これを受け手かどうかは分からないが、手を付けるという報道が流れた。

○技能実習制度「目的と実態が乖離」 本格見直しを検討へ 法相
2022年7月29日

開発途上国への技術移転を目的とした「外国人技能実習制度」について、古川禎久法相は29日の閣議後会見で、本格的な見直しに向けた考え方を示した。実習生が日本の人手不足を補う労働力になっている実態を踏まえ、「目的と実態に乖離(かいり)がない仕組み」づくりなどを打ち出した。

https://www.asahi.com/articles/ASQ7Y0G29Q7XUTIL02D.html

”実習生が日本の人手不足を補う労働力になっている実態”とはあまりに軽く見過ぎている。

■今そこで起きている差別

こうした差別の解消は早急にしないといけない。
表面化することは、日本にとって良いこととは言えない。

●ローソンに団体交渉申し入れ 外国人従業員が改善要求
2022/8/1

コンビニ大手ローソンの店舗で働いていた外国人従業員が労働組合「東京ユニオン」に加入し、1日に東京都品川区の本社を訪れ、処遇改善を求める団体交渉を申し入れた。ローソンとフランチャイズ契約を結ぶ雇用主の会社が給与明細を渡さず、商品の買い取りを強要したほか、マネジャーから暴言を吐かれたなどと主張している。

労組によると、加入したのはネパールやスリランカ出身の男女10人。いずれも就労ビザを持ち、埼玉県を中心にローソン20店舗ほどを運営する「フォレックス」(同県越谷市)に正社員として雇用された。

https://nordot.app/926774762830643200

問題の中身は下記のサイトでも記載されている。

●「給与明細もらえず」 ローソンFCの外国人社員10人、団体交渉申し入れ
2022年08月01日

ユニオン側は、FC運営会社の労働条件明示書には「基本賃金18万円」と記されていたが、給与明細が交付されていないため、時間外労働の割増賃金がはっきりせず、また退職時に社宅から退去する際には、不可解な掃除費が10〜15万円控除されたとしている。

さらに、深夜時間帯のワンオペ時に休憩がとれなかったり、店舗までの交通費を支給されていなかったり、文化・宗教的に消費できないクリスマスケーキやおせち料理、恵方巻の購入を強要されたほか、社会保険にも入れてもらえなかったなどと主張している。

https://www.bengo4.com/c_5/n_14806/

文化的なことにも無頓着なことも気になる。

●無理やり恵方巻を…ローソンで働く外国人ら待遇改善を申し入れ「宗教上食べられないのに強制」
2022年8月1日

商品の購入では、宗教上の戒律から食べられない物まで購入を強制されたため、購入後、廃棄した人も多い。バングラデシュ出身でヒンズー教徒のロイさんは「買わされたものはほとんど捨てていた」と話す。

https://www.tokyo-np.co.jp/article/193131

そもそも、商品を無理矢理買わせること自体が違法である。

■見捨てられる日本

差別されることが分かっていても、故国に比べて稼げる打ちは我慢するかもしれない。しかし、日本以外の選択肢ができ、文化的な理解がある国があれば日本などに来る必要は無い。
 いい加減差別的な発想を辞めなければ、彼らから見捨てられる。
 残るのは荒廃した国土だけになる。

<閑話休題>

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