営業と同じ目線に立ったチームづくり【THE VALUE PEOPLE】#5
はじめに
MVVの体現を目指すナシエルグループの社員のすがたをお伝えする「THE VALUE PEOPLE」。
第5回は、株式会社ナシエルホールディングスのマーケティングチームに所属するitoさんです。
自己紹介
―ナシエルグループに入社した経緯
前職在職中に、興味のあったウェブデザインの専門学校に通学し、ウェブデザインとマーケティング業務をどちらにも挑戦できることが決め手となり、2022年10月に入社いたしました。
今の上司にあたる方に一次面接を担当していただいたのですが、考え方に非常に共感したことも大きかったです。
その後の選考に進みたいと、より一層思いましたし、その時の判断をした自分自身に感謝しています。
ー現在の業務内容
経営戦略事業部マーケティングチームとして、グループ会社であるホクトシステム株式会社のマーケティング施策や戦略立案を担当しております。
広告運用ディレクションや、MAツール運用によるシナリオ設計、インサイドセールスの立ち上げなどを経験し、幅広く事業部の売上に貢献出来るようになる為に日々試行錯誤しています。
ー働き方
部署内外の皆様と、幅広くコミュニケーションを取ることも増えてきましたので、週に4日ほどは出社しております。
そして、週1日は作業時間として在宅勤務をする事が多いです。
基本的にはその時の業務内容によって、どう動くのが効率的なのかを考えながらフレキシブルに対応しています。
グループ会社でのインサイドチームの立ち上げ。分からないからこそ見えることがある。
ーMVPを受賞した時を振り返って
昨年11月頃からホクトシステム株式会社の東京出店支援チームのインサイドチームの立ち上げを評価いただきました。
インサイドセールスとは、見込み顧客(リード)に対して電話やメール等を用いて非対面の営業活動を行い、受注に繋がりそうな高いリードを見極めてフィールドセールス(対面営業)に渡すという営業活動の1つです。
ー今までのホクトシステムの営業スタイル
これまで営業担当が電話をかけてセールスを行うことはありましたが、アポをその場でとれるというメリットがある一方で、架電に時間を割くことが難しかったり、リードの良し悪しを属人的に判断することもあり、組織として一定の基準がないという課題がありました。
そこで、より効果的なアプローチを行うためにインサイドセールスを導入することとなりました。
ー実際にホクトシステムにジョイン!
ホクトシステムのマーケティングに関して試行錯誤する中で、「外側から支援するのではなく、最初からホクトに入り、1からインサイドチームを立ちあげを支援することが最善なのでは?」と考えるようになり、インサイドセールスチームがホクトシステム内に定着するまで、私自身もインサイドチームに入ることになりました。
架電領域はこれまで担当をしたことがなかったので不安が大きかったのですが、分からないからこそ見えることがあると思って思い切ってホクトシステムに飛び込みました。
約3か月間ホクトシステムのメンバーとして同じフロアに勤務し、架電と分析を繰り返しホクトシステムのメンバーに支えていただきながらインサイドセールスチームを立ち上げることが出来ました。
ホクトシステムのメンバーが好きだからこそインサイドセールスの立ち上げを成功させたいと思えた。
ー大変だったこと、苦労したこと
日中10~18時までの架電業務に加えて、分析・効果測定やマニュアル作成するという両立が大変でした。
架電→検証分析→ルールの策定といったプロセスを一貫して担当できることは、やりがいもありましたが、自分が架電で数字をとらなければ、そもそも効果測定が出来ないため、架電業務も効果検証業務もどちらも結果を出す必要がありました。
また、架電する前に一通りの流れをレクチャーして頂きましたが、業界知識の不足もあり、電話をして躓くことも多く、その度にホクトシステムのメンバーに教えていただきながら進めていく状況もあり、正直架電が辛いと感じることもありました。
しかし、ホクトシステムのメンバーではない私が架電をすることで、新たな気づきや初めて見えてくることが沢山あったので、今ではやってよかったと思っています。
営業の方々が当たり前だと思って行っていることをスプレッドシートに落とし込んだり、絶対に聞くべきポイントをまとめたり、逆にルール化しすぎない方がモチベーションに繋がる部分を発見したり…。
今後、インサイドセールス初体験の方や不動産知識がなく入社して来られる方にでも、スムーズにインサイドセールスが行えるようになることを目標に取り組みました。
ー1日1日のブラッシュアップ
架電と同時並行で行っていた分析や検証に関しても、課題を見つけては改善できる施策を模索し整備しました。
架電回数の調整や架電するタイミングによる各種数値の検証、固定電話と携帯電話での折り返し率の検証なども、数字で出すことによって対策も変わります。
これまで肌感覚で行ってきたものを数値化し、適切な施策を考えること、そして個々での認識の差をできるだけ言語化することを意識しました。
例えば、架電の際に「このお客様にホクトのサービスはお役に立てるかな?アポ依頼してもいいのな?」と迷うことが多かったので、ホクトとしてお役に立てるお客様の優先順位や条件を言語化したり…。
この他にも架電→分析を繰り返し内容をブラッシュアップしながら、ルールを作ることが出来ました。
大変なことは多々ありましたが、得られたものは大きかったと思いますし、何よりホクトシステムのメンバーが好きだからこそ、インサイドセールスチームの立ち上げを成功させたいという気持ちを保つことが出来ました。
特に、当初から様々な施策を一緒に行ってきたメンバーと、架電する企業の事前リサーチをしながら、「この会社面白いことしているね!」等の雑談をする時間は良い息抜きになりましたし、ホクトシステムのメンバーと話すことで新しいことを吸収することができ、貴重な時間を過ごすことが出来ました。
自分がいなくてもインサイドセールスチームが回っている状態が嬉しかった。
ー嬉しかったこと
1月にインサイドセールスチームに新たなメンバーにもジョインいただき、4月は予算を達成することが出来ました。
自分はもうチームにはいなかったのですが、自分がいなくてもインサイドセールスチームが機能することが分かり、本当の意味でホクトシステムのインサイドセールスチームが立ち上がったと感じました。
自分自身も架電をした際にアポがとれた時は嬉しかったですが、私の一番の目標は事業部としてインサイドセールスを内製化し、数値を達成することだったので、目標が達成できたんだと思ったときは、涙がでるほど嬉しかったです。
ホクトシステムが組織として強くなることに貢献できた気がしました。
ー今後に向けて
今回実際にホクトシステムに入り、インサイドセールスチームを立ち上げた経験は私にとって大きな財産です。
実際に一緒に働くことで業務理解も進みましたし、ホクトシステムのメンバーの皆様がどのような思いで働いているかを肌で感じることも出来ました。
この経験を活かしながら、今後は分析やデータの売上が安定的に予算を達成できるように貢献していきたいと考えています。
ホクトシステム以外の方々とも関わる機会が増えるかと思いますので、より自分自身も新たな知識を吸収しながら、成長していけるように精進していきます!
▽前回の社員インタビュー
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