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大人になっても持ち続けたい<夏の体温>

ちょっとしたつぶやきですが、単行本に紐のしおりが付いていると「ラッキー」と思いませんか?
近頃は付いていない本が多いようですが、装丁など全体のバランスで決まってくるのかな。ご存じの人がいれば教えていただきたいです。😉

ちなみに今回の本、瀬尾まいこさんの「夏の体温」には紐のしおりが付いていました。
私は一気読みより、細切れで読むことが多いのでしおりが付いていると嬉しいです。
まぁ、自分で用意すればという話もありますが・・・

さて、「夏の体温」は一瞬児童向けの本かなと思いますが、子どもの心理を知るにはぴったりです。

1ケ月以上の入院と3日の入院は雲泥の差。
前者である小学3年生の瑛介くんは長き入院生活に我慢の毎日。それでも母親への気遣いがあり、いろいろ考えているということがひしひしと伝わってきます。
そんな時、同い年の男の子が来るということを知り、やっと瑛介くんの夏休みが始まります。

やっぱり、うんと小さい子と遊ぶよりも同年代で遊ぶほうが純粋に楽しいと思う節と、子ども同士で互いの病気を思いやる気持ちがせつなくもあり。

小さな世界でも思うところはたくさんあって、その中でも楽しみを見つける日常に心が和みます。

友だちと一緒に作って遊ぶってこんなに楽しいんだなぁ。
この思いは大人になっても持ち続けたいなと思いました。🏳‍🌈


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