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英語の先生がカミナリを落とすタイミング

指導者である人は優しい。指導者に限らず、世の中には、優しい人が多い気がします。というか、優しくあるほうが安全なのかもしれません。

ぼくが講師として大学で教え始めてから6年目を終えることになりますが、最初は「優しくあろう」と必死だったように思います。人に対して厳しい自分が想像できなかったし、「厳しい=悪い」と考えていたところがあったからです。たぶん。今思えば、視野が狭すぎますよね。

ところが、教室の状況に耐えられずにキレた時から吹っ切れました。そこから「厳しい自分」が表によく出てくるようになりました。これまた未熟極まりない。

「眠くならないように準備しろ」
「立って話を聞け」
「寝るくらいなら来るな」
「本当にスコアを上げたいのか考えろ」

生徒である他人のせいにしてばかりで、自分のせいだと考えないあたりがお恥ずかしい。ぼくが生徒だったら、「お前がつまらない話をしてるんだろ」と言いたくなりますね。

未熟とは言いつつも、実は、今でもこういったことを言います。最初に言ったように、世の中は優しい先生が多いと思うんです。厳しいことを言うものなら、「◯◯ハラだ!」と訴えられかねませんから。

でも、その一方で、ド正論のマジレスをくらいたい生徒もいると考えています。叱られたい、とでも言いましょうか。変な意味ではなく、ね。基本は飴を与えまくって、ごく稀に鞭を振るいながら、言葉のカミナリを落とします。いわゆる「飴と鞭のバランス」です。

次のようなツイートを見て反応する方々がいるのは、そういう証拠かなと捉えています。もしぼくにカミナリを落としてほしい方がいらしたら、お気軽にリプをくださいね。

真実を突きつけるのも指導者側の役目だと考えています。人生は有限。TOEIC や英語に無限の時間を割くことはできないから。ふわっと英語をやると、費用対効果が良くない。TOEIC のスコアアップのコツのひとつは、「やるならやると覚悟して短期間でケリをつけに行く」こと。

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今日も読んでくださって、ありがとうございます!

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