渡邉淳|英語教材プロデューサー

英語で苦しむ人を一人でも多く救う🔥英語教材プロデューサー(著書『TOEIC(R) 戦略特急』など3冊・制作協力30冊超)/講師(受講者15,000名超)/「ラジオ英会話」テキスト記事寄稿/TOEIC990×9回/英検一級

渡邉淳|英語教材プロデューサー

英語で苦しむ人を一人でも多く救う🔥英語教材プロデューサー(著書『TOEIC(R) 戦略特急』など3冊・制作協力30冊超)/講師(受講者15,000名超)/「ラジオ英会話」テキスト記事寄稿/TOEIC990×9回/英検一級

マガジン

  • 英語力アップのヒント集

    日々、英語学習に関する本やブログを見まくる私が、英語力アップに役立ちそうな投稿を集めてみました。

  • ビジネス書でモチベーション革命

    ビジネス書をネタにしてモチベーションアップを狙うnoteを集めるマガジンです。仕事のみならず生活や勉強にも役立つ、広範囲なものをピックアップします。

  • 文章の書きかたを考える

  • 心の声を聞く(オリジナル歌詞集)

    好きな曲からインスピレーションをもらいながら、オリジナルの歌詞を作っています。原曲に似通っている部分がありますが、その点はご了承ください。

  • 繰り返し読みたい有料note

    自分が購入して、折に触れて読み返したいと思ったnoteをまとめました。ブログと note の使い込み方が中心です。

最近の記事

  • 固定された記事

編集者としての想い「本が人を救う」実績一覧

これがぼくが人生で掲げているミッションです。 大学生の時の塾講師のアルバイトがきっかけだったことを強く覚えています。生徒の中学生が「英語ができなくて、夢を実現できない」とつぶやいていたことで、 「この子が夢を叶えるために、ぼくができる一つのことは 英語力をアップさせることだ」 と感じたことがミッションを形成する原体験だったと振り返って思います。 最初は英語学習者として、英語学習者の可能性を開こうと動き出しました。ブログや X、Instagram、YouTube などを

    • 80万円の英語学習教材を買ってみた

      大学生の頃、僕は80万円もの高額な英語学習教材を購入したことがあります。当時の僕にとって、それは「英語ができるようになりたい」という強い気持ちから出た一大決心でした。けれども、その後の結果を振り返ると、正直に言って、「大変な目にあったなあ」という感想に尽きます。 教材の中身は、ネイティブが話しているだけの音源と、それに付随する簡素なスクリプト。いざ手に取ってみると、内容の薄さに驚きました。もちろん、当時の僕は何とか使いこなそうと努力しましたが、そもそも「どう使えばいいか」が

      • TOEIC伸び悩み、誰も言わない真実

        TOEIC対策をしている方々の投稿を見て「伸び悩む」という字面を目にする。不快に思うかもしれないが、真実を言う。 「何かが間違っている」 これだけ。もっと教えてと思った人は「そういうとこだぞ」と指摘したい。同じことをやって伸び悩むという事実がある。ならば、何かを変える必要がある。それだけだ。 我々は試験対策をしている。試験にはゆるやかな範囲があるし、目標スコアから導き出せる正答数も推測できる。すると、対策すべき箇所がわかるし、勉強内容も変わってくる。 僕はこれを「逆算

        • 英語学習業界に日本人の英語コンプレックスが現れている

          今日、丸善という書店に立ち寄った際、改めて感じたことがありました。語学書のコーナーが非常に広く、古い本から新しい本までぎっしりと並び、次々と新刊が出ている様子が見て取れました。僕も新しい本は頻繁にチェックしている方ですが、それでも見たことがない本が多く、まるで終わりのないような光景が広がっていました。 その時、親子連れらしき二人がやってきて、語学書を前に「多すぎて選べない」とぼやいていたのが耳に残りました。専門家である僕ですら多すぎると感じるのですから、一般の方にとってはま

        • 固定された記事

        編集者としての想い「本が人を救う」実績一覧

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        • 英語力アップのヒント集
          103本
        • ビジネス書でモチベーション革命
          20本
        • 文章の書きかたを考える
          53本
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        • TOEIC「完全復習」マップ
          17本
          ¥1,000

        記事

          結局、日本人は英語ビジネスに搾取される

          最近、とあるTOEIC対策本に目を通す機会がありましたが、その内容に驚きと悲しみを禁じ得ません。 端的に言えば、編集がひどく雑で、「もったいない」と感じざるを得ませんでした。あの原稿が手元にあれば、2倍は良い本にできる自信があります。それほど、編集の粗さが目立っていたのです。 確かに、その本は「本」としては成立しています。しかし、あの本を手に取る学習者にとって、使いこなすには苦労が多すぎます。TOEIC対策のために高額な教材を購入する学習者が、肝心なところで躓いてしまうの

          結局、日本人は英語ビジネスに搾取される

          二重の意味で大変な英語業界

          先日、某出版社のイベントにお邪魔する機会がありました。ヒット作の成功を祝い、担当編集者さんを含め、多くの方々と意見交換をさせていただきました。そこで感じたのは、英語学習業界が直面している課題の大きさです。 この業界は、いわば二重の意味で「大変な業界」だと実感しました。 英語学習業界の損失英語学習の市場は、日々新しい教材が登場し、選択肢は豊富です。しかし、この豊富さが逆に読者にとっての選択肢の多さゆえの悩みを生んでいるのです。あまりに多くの教材があるために、どれを選んで良い

          二重の意味で大変な英語業界

          日本人がTOEICを70回受けたらどうなるか。

          #TOEIC Listening & Reading テストの戦歴をまとめました。最初の2回(IPテスト)を含めて約70回分です。人体実験のプロセスをご覧ください。ups and downs です。 ■いきなり730点超え 「大学受験」の貯金が大部分です。 ■1年後に800点超え 「解き方」の確立が大きかったはずです。『直前の技術』のテクニックはバッチリ使えるようにしたかと思います。 ■1年後に900点超え 「公式5」と「特急シリーズ3部作(単語、文法、読解)」を

          日本人がTOEICを70回受けたらどうなるか。

          英語学習産業の同志が集まらない理由

          僕には、「英語で苦しむ人を救いたい」という強い思いがあります。英語が原因で可能性を閉ざされる人が一人でも減ることを願い、そのための活動を続けてきました。実際、この思いに共感してくれる人も一定数います。 しかし、現実には自分の利益や手柄を優先する人も多く存在します。英語学習をビジネスとして考えることも当然のことですから、それ自体を否定するわけではありません。 ただ、僕自身はもっと別の視点から英語教育を捉えていきたいと感じています。 英語教育無償化の理想正直なところ、英語学

          英語学習産業の同志が集まらない理由

          英語学習の教材研究をもっとすべき理由

          「英語で困る人を一人でも救いたい」。 これは僕が日々抱いているミッションです。英語が原因で未来の可能性が狭まることがないように、学習者の支えとなりたいと考えています。このミッションの第一歩は個別指導塾の講師としてスタートしました。大学生から社会人まで、幅広い層の指導を続けてきた中で、多くの学習者が抱える共通の悩みやつまずきに気づかされました。 しかし、教えられる人数には限界があります。 目の前の一人を救ったとしても、まだ多くの人が英語に苦しんでいるのが現実です。 そこ

          英語学習の教材研究をもっとすべき理由

          TOEIC®︎対策を学生無償化にしたい

          TOEICは、日本の大学生にとって就職活動のための重要なステップです。多くの企業がTOEICのスコアを採用基準に掲げているため、学生たちはこの試験の対策に多くの時間と労力を費やしています。 しかし、TOEIC対策には多大なコストがかかります。何度も受験するための受験料、対策教材の購入、さらには対策講座に通うための費用など、学生にとって経済的な負担は軽視できません。 一部の学生にとっては、これらの負担が学習機会を損なう要因になっているのが現実です。お金がある学生は複数回受験

          TOEIC®︎対策を学生無償化にしたい

          英語学習を続けるのが辛い時に読んでほしい708文字。

          TOEICや英語学習に取り組んでいると、時折「本当に進んでいるのかな?」と不安になることがあります。目標ばかりを見つめていると、その道のりがあまりにも長く感じ、時に心が折れそうになることもあるでしょう。 特に英語学習は、短期間で結果が出るものではないため、継続する辛さを感じる瞬間が誰にでも訪れます。 そんな時に、僕が提案したいのは、目標だけに目を向けるのではなく、日々やったことに注目することです。 例えば、今日学んだ新しい単語や、昨日より少しだけ理解が深まった文法、それ

          英語学習を続けるのが辛い時に読んでほしい708文字。

          日本人の英語に厳しすぎる「身内の潰し合い」

          英語学習に関して、日本人が一番日本人の英語に厳しいという現象は、永遠のテーマかもしれません。実際、誹謗中傷や批判に苦しむ人も多く、それが原因でSNSを辞める人もいると聞きます。 しかし、このような状況の背後には、日本人特有のメンタリティが大きく影響していると感じます。 「出る杭を叩く」というのは、日本社会に深く根付いた価値観です。誰かが目立ったり、少しでも周りと違ったりすると、そこに批判の矛先が向けられます。 特に英語が得意な人に対しては、そのコンプレックスから批判や嘲

          日本人の英語に厳しすぎる「身内の潰し合い」

          英単語帳選びに困っている人は読んでほしい。

          英語教材研究室 第一回テーマ「単語帳」英語学習において、誰もが避けて通れないのが単語暗記です。どんなに文法やリスニングを強化しても、語彙力が不足していては英語力の向上は望めません。 しかし、ここでよく聞かれるのが、「どの単語帳が一番いいのか?」という疑問です。 結論から言えば、単語帳に唯一の正解はありません。それぞれの単語帳には、異なる特徴や利点があり、学習者によって合う・合わないが出てくるものです。 だからこそ、単語帳を選ぶだけでなく、どのように活用するかが重要なカギ

          英単語帳選びに困っている人は読んでほしい。

          英語教材研究室、オープン予定

          英語学習の世界では、ある程度「定番」と言われる教材が定まってきています。しかし、その一方で、新刊の教材は次々とリリースされています。正直なところ、どの教材も良く似ていて、目新しさを感じないことも多いですよね。言い方は厳しいかもしれませんが、どこか「二番煎じ」である印象が否めません。 であれば、すでに「良い」と評価されている定番教材を、どう使いこなすかをもっと深く掘り下げて研究する必要があるのではないでしょうか?教材そのものの優劣は、もはや大きな問題ではありません。なぜなら、

          英語教材研究室、オープン予定

          あなたにとって最適な英語教材とは?

          世の中には、数多くの優秀な英語教材が溢れています。本屋やオンラインで検索すれば、英語学習に役立つと評判の教材は簡単に手に入ります。 しかし、そのどれもが「一般的」な内容です。つまり、多くの人に当てはまるように設計されていますが、学習者一人ひとりのニーズに合わせて最適化されたものではありません。 実際、英語の学び方やつまずき方は人それぞれです。それぞれの学習者に合った最適な教材や学習方法があるはずであり、僕はその「個別最適化」にこそ価値があると信じています。だからこそ、教材

          あなたにとって最適な英語教材とは?

          英語のせいで夢を諦めるなんてイヤだ。

          僕が英語教材プロデューサーとして活動を始めた背景には、ある強烈な原体験があります。それは、大学時代に塾講師のアルバイトをしていた時のことでした。当時、僕は英語が苦手な中学生を担当していましたが、その生徒に十分な力を与えられなかったことが、今でも心に残っています。 その生徒は、英語がどうしても苦手で、他の科目では頑張っていたのに、英語が足を引っ張ってしまいました。僕自身も精一杯教えていたつもりでしたが、結果的に、彼は第一志望の学校に合格できませんでした。その時の生徒の悔しそう

          英語のせいで夢を諦めるなんてイヤだ。