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最近読んでいる本 Jun.17.2024

先日、授業中にちょっとした雑談をしました。

「この前な、夜に家でビール飲みながら本を読んでいたんだけど、突然『ガシャン!』ってものすごい音がしたんだ。家中を調べたんだけど何もなくて、何だか気持ち悪いままでビールを飲み続けてさ…」

結局この音の原因は、ベランダに貼られていた非常用はしごの注意書きが書かれた金属製のプレートが強風で落下したものだと翌日判明しました。そんなの分かるかー。

授業後に一人の生徒が「先生、先程の話ですが…」と話しかけてきました。てっきり騒音ネタの続きかなと思ったら、「先生はそのときどんな本を読んでいたんですか?興味があります。」と言われて、ものすごく嬉しくなりました。ああ、こうやって本に興味を持ってくれる生徒がいるんだ、そのきっかけは何気ないものなんだと再認識しました。その生徒とは、今後も授業で自分が読んでいる本を紹介する約束をしました。

ちなみにそのとき読んでいた本がこれです。

動物行動学の学者が書いた本の翻訳で、多種多様な動物の生態が興味深く書かれています。僕はそれほど動物に興味があるタイプではないですが、人間と動物とは何が違うのだろう、人間だけが特別な存在なのだろうか、人間よりも社会的な生物だっているんじゃないだろうか、そういった観点から興味が湧きました。およそ700頁もある大著ですが税抜き2000円という破格の値段。それにも関わらず内容は不思議と驚きと学びでいっぱいです。僕のように動物の生態に明るくない人でも楽しく読み続けられる素晴らしい本です。小学生とか特にオススメかも。

今はゆっくり読む時間がなくて興味のあるトピックを拾い読みしていますが、7月の2泊3日のキャンプでゆっくり堪能しようと思っています。全ての人におすすめの1冊です。





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