「GE帝国盛衰史」を読む、最後ーボス交代ー

「第48章新しいボス」
イメルトはGEの先頭に立ってGEを導くことはできないと自覚するようになった。
投資家からは
・精彩を欠く業績
・不明瞭な財務
・未知のリスクをかかえ

・企業としての信頼
・高品質の製品
・優れた人材を失った。

公認選びはイメルトがCEOになったときのような衆人環視のもとではなく、秘密裏に進められた。

CEO交代は2017年後半と決められた。4人の候補があがった。後継者はGEヘルスケアのフラナリーとなった。このニュースは驚きを持って受け止められた。経験が少ないと思われていたからだ。

フラナリーはCEO就任後、表舞台に出たが、ソフトな口調で理路整然と語る姿は、自信満々で愛想をふりまき押し出しの強いイメルトとは違ってた。

フラナリーは数値を把握し、キャッシュにこだわり、合理的だった。イメルトが躓いた理由を理解しておりGEの文化を変えようとした。独裁者にはなりたくなかった。何十万人もの人材を活かすことができれば会社は再建できると。

結果は無理でしたが、、イメルト時代がすべてでした。

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