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自分の役割を認識できるようになるまで

最近、仕事の中での自分に与えられた役割とその納得感、責任の果たし方が非常によく身体に馴染んできています。

少し前までは自分がやっていることに対して、

「こんなこと誰にでもできる」
「華がない地味なこと」

みたいに、どこかで思ってしまう自分がいました。

別に誰かからそう言われたわけでもないのに、むしろメンバーからは、自分の強みを尊重して後押ししてもらっていたのに、自分の中で勝手に、「どうせ…」を作り出していました。

ただ、今は「自分ができること、やるべきことに、きちんと取り組む」ということがチームへの貢献になり、延いては、それがネパールやマラウイのパートナー、顧客、社会へとつながっていく。

そんな実感が持てるようになってきました。

そして、「華がない」と思っていたことでも、やはり誰かから感謝されたり、それ助かる!と言われたりすると、とても嬉しいしやりがいを感じます。

先日かおりんがnoteの中に書いてくれた言葉を読んで、これがまたすごく嬉しかったのです。

「ヤバイ」人こと櫻井ですが、私がヤバく…というか、要するにかなりスムーズに一介の広報からビジネスサイドに舵を切れたのは、間違いなくなばためさんのおかげだなあと。

今でもわからないこと、知らないこと、というかもはや質問の仕方すらわからん。となって、「教えてください!」と至極雑なパスを投げることが多いのですが…いつも的確に、順序立てて、一般レベルの話から「Colorbathでは」「かおりんが担うところは」まで落とし込んでくれて、頭があがりません。

ただ一方で、いま、こうして自分が果たすべき役割とその納得感が重なるようになるまでには、割と時間がかかりました。
辛いことや悔しいこと、思い出すだけでも恥ずかしいこと、思い出したくない嫌な自分、、などなどたくさんあります。

「もっとこうしていれば…」
「なんでこんなことをしてしまったんだろう…」

そういう気持ちをたくさん経験して。

自分が怒られるのを回避しようと嘘をついて。
できないのに、できるふうに誤魔化して。

「できると思うな。出来なくて当たり前なんだから、変に誤魔化すな。」
と、何十回も言ってもらって。

寝る時間、起きる時間、日々のルーティーン。
そんなところまで、厳しく、でも愛のある指導をしてもらって。

そして、誰の何に貢献して、自分は給料をもらえているのか、という根本的な問いを意識させてもらって。

本当に本当にたくさんの愛を受けて、まだまだおぼつかない足取りながらも、ようやく歩けるようになりました。

fail fast  早く失敗をする。

よく吉川さんが使う言葉です。
failの渦中にいる時は、本当に大変です。
私は、毎日心も身体も消耗していたし、仕事をするのが憂鬱なことばかりでした。

でも、周りのメンバーのことは好きだったし、この仕事を辞めたいと心から思ったことは一度もありませんでした。

今こうしてやりがいを感じて、気持ちよく働けている姿を、当時はこれっぽっちもイメージできませんでした。
でも、自分の強みや存在を肯定しながら、愛のある指導をしてもらうことができたので、何とか走り続けられたのだと思います。

これからは少しずつ、これまで自分が与えてもらった愛を、また別の人に還していければと思います。





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