出産前、義祖母が10本のボルトを入れた話。
2月の後半に私は産休に入った。
義祖母は腰痛や膝の痛みなど、既に6回手術をしている。義祖母はひ孫のためにと7回目の手術することを決意した。
入院、手術の説明を聞きに行くと腰のなんやらでボルトを10本も入れるらしい。
考えるだけでも血の気がひく。
義祖母はすごい。
そんな説明を聞いても、力強く手術してください、と言うのだ。私も旦那も、止めなかった。
止めたところで義祖母はきっと納得しないだろうと分かっていたからだ。
3月の末、私は子供を産み、義祖母はボルトを入れた。
2回に分けて行われた手術で義祖母はしばらくオムツをつけ、歩くこともできなかった。また、夜中に痛みで起きボルトを入れた部分が冷たくて眠れないと話す。
どんなに辛いだろうと推し量ることしかできず、それもまた辛かった。
その後義祖母はどうしているか、またおいおいと書いていこうと思う。