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メタちょい読み 2025/ 1(前半)

 1/  1 『鯨と原子炉』 ラングドン・ウィナー 著(紀伊國屋書店 2000)
    『生まれながらのサイボーグ』 アンディ・クラーク 著(2015)
 1/  2 『鯨と原子炉』
    『生まれながらのサイボーグ』 
    『正月の来た道』 大林太良 著 (小学館 1992)
    『出版状況クロニクル Ⅶ 2021. 1 - 2023.12』小田光雄 著(2024)
 1/  3 『出版状況クロニクルⅦ 2021.1 ー 2023.12』 
    『ことぱの観察』 向坂くじら 著(NHK出版 2024)
 1/  4 『鯨と原子炉』 
    『ことぱの観察』 
    『欲望を生み出す社会』 スーザン・ストラッサー 著(2011)
 1/  5 『善と悪の生物学 上』ロバート・M・スポルスキー 著(2023)
    『忘却の効用』 スコット・A・スモール 著 (白揚社 2024)
 1/  6 『鯨と原子炉』
    『塩狩峠』 三浦綾子 著 (新潮文庫 1973)
    『ここはすべての夜明けまえ』 間宮改衣 著(早川書房 2024)
    『猿と女とサイボーグ』 ダナ・ハラウェイ 著(青土社)
 1/  7 『猿と女とサイボーグ』
    『ここはすべての夜明けまえ』
 1/  8 『鯨と原子炉』
    『ここはすべての夜明けまえ』
 1/  9 『死者の贈り物』 長田弘 著(ハルキ文庫 2022)
    『他者と働く』 宇田川元一 著 (ニューズピックス 2019)
 1/10 『四運動の理論 上』 フーリエ 著(現代思潮社 1970)
    『母権論』 バッハオーフェン 著(みすず書房 1991)
 1/11 『パンディモニアム』ハンフリー・ジェニングス 著(1998)
    『ことぱの観察』 向坂くじら 著(NHK出版 2024)
 1/12 『グノーシスの宗教』 ハンス・ヨナス著 (人文書院 1986)
    『グノーシス 異端と近代』 (岩波書店 2001)
 1/13 『塩狩峠』 
 1/14 『塩狩峠』 
    『未来を生きるための 読解力の強化書』 佐藤優 著
 1/15 『他者と働く』
    『細川ガラシャ夫人』 三浦綾子 著(新潮文庫 1986)

1ヶ月を連ねるのは辛いので、半月分。

人類終了後のサイボーグ小説『ここはすべての夜明けまえ』へ向かって
準備運動をする。『生まれながらのサイボーグ』これはこれで面白い。
技術も含めての人間という存在。
『鯨と原子炉』は、人類のつくった技術に対する疑問の書。
『欲望を生み出す社会』も同様の意図だが、マーケティング部門のそれ。
『パンディモニアム』も含め、文明批判の書。
こちらは産業革命以降の文明について。

向坂くじらさんを知っちゃったからなぁ。
言葉になる前の状態と、言葉について。既存の一般常識を疑う視点。
でも、くじらさんの詩はまだひっかからない。エッセイは良い。
長田弘さんの詩はひっかかった。

『猿と女とサイボーグ』このフェミニズム論は手ごわすぎて歯が立たず。
フェミニズムの大元『母権論』。
男性優位となる前の、女性優位の社会。
文字や一神教なんかで、男性優位の社会が築かれていったのかなぁ。

【グノーシス(ノーシス)】関係はどうだろう。
創造神の否定。この世の不完全さが、この神のせい。
読解力を上げようとしたら、キリスト教神学がやってきた。
三浦綾子さんの小説を読むと、心が晴れる。一時的であっても、有難い。