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ちょい読み 2025/ 1/30



・ 『職業としての官僚』 嶋田博子(岩波新書 2022)

  【千夜千冊以外】 54/246頁

嶋田博子
 1964年生まれ. 1986年京都大学法学部卒, 人事院入庁, 英オックスフォ 
 ード大学長期在外研究員(哲学・政治・経済MA), 総務庁(現・総務
 省), 外務省ジュネーブ日本政府代表部, 人事院事務総局総務課長, 同
 給与局次長, 同人材局審議官を経て, 
 現在ー京都大学公共政策大学院教授(人事政策論), 博士(政策科学)

経歴みたらわかるはずですが、読み始めしばらく分からなかった。官僚側。

1990年代半ばまでに採用され、有力省庁で秘書課長・総務課長など
組織管理を経験した現役幹部6名のインタビューを筆者が行い、
当事者として経験した約30年間の仕事の変化について、
①政治・内閣との関係、②他府省など行政組織間の関係、③省内の関係
という3段階に分け、何がきっかけで、どう変わったのかを聴取した。

第1章 日本の官僚の実像 P. 45


・ 『有機農業と慣行農業』 松中照夫 著(農文協 2023)

  【千夜千冊以外】 84/171頁

問題なのは、とくに有機農業を熱心に支持する皆さんが、
慣行農業で養分源としての無機態の化学肥料を利用することを否定し、
養分の携帯を有機体だけに限定するかのように
対立的に主張されることである。
そのような主張は、植物の養分吸収や
吸収した養分の利用のしくみから考えると、大きな意味を持たない。
養分の形態が無機態であるか有機態であるかは、
栽培しようとする作物の養分要求の性質や、
作物に求める品質などによって決めることである。

2章 作物の養分とその吸収・利用


化学肥料との組み合わせで用いられる「農薬」や「除草剤」についての
言及が出てこない。半分くらいを読んだのだが。