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植物園へ行く

 こんにちは。亡むーだです。
 5月も中旬になり、変わらず忙しない日々が続いています。
毎日家と職場の行き来、なんとなく日々を過ごしていることに危機感を覚えつつも週末の外出のために生きている状況です。

 週末はほぼ恋人と過ごしているのですが、つい先日「緑が見たい!」とのことで、夢の島熱帯植物館へ一緒に行ってきました。
 植物園は小学生の時に数回程度…以前までは全く興味もなかったのですが、最近は緑に囲まれた異世界のような植物園に行きたいと思い始めました。(学生時代には考えられなかったこと…)思い立ったが吉日!とのことで調べてみると、江東区夢の島に熱帯の植物園があるとのことで今回足を運びました。 

 新木場駅を降りて歩くこと約10分、異質な無色透明のドームが現れました。駅からその姿は見えていたものの、近づくとかなり大きかったことに気付かされます。大温室の想像以上の大きさに、思わず息を呑んでしまいました。まさか都内にこんな大温室があったとは…今まで知らずに生きていたことがもったいなく感じました。

夢の島熱帯植物園
外観

 入園料250円を払ってチケットを購入し、いざ中へ。
館内に入るとショップやカフェとともに、早速温室が見えてきました。「みごろの花」も掲示してあるので、植物無知の私でも非常に分かりやすくありがたかったです。お目当てだったヒスイカズラはもう見ごろでは無かった様子…また次回リベンジしたいです。

 さっそく館内の主役である「大温室」へ足を運びます。
中に入ると、異世界に迷いこんでしまったかのような錯覚に陥り、コンクリートの喧騒の中で過ごす日常が薄れていきました。
ちょうど天気も良く、陽の光が植物たちを照らし輝いていました。お昼過ぎに行って正解だったかもしれません。

大温室(一部) 熱帯の植物たちがお出迎え

 熱帯植物のお出迎えに圧倒されていると、恋人がパピルスを発見しました。paper[紙]の語源になった古代エジプトで紙の材料として使用されていた、あのパピルスです。社会科を扱う職業故、思わず大興奮して写真を何枚か撮影しました…今度教材で使おうと思います。

【カミガヤツリ(カヤツリグサ科)】
あの古代エジプトのパピルス

 その他オウギバショウやクズマニア、食虫植物など魅惑的な植物の世界を堪能することができました。

【オウギバショウ】
巨大サイズで自分が小人になったような感覚に
【クズマニア】 
名前が凄いが色鮮やか

 特に個人的に面白かったのは、二階の「食虫植物温室」です。
ハエトリソウやウツボカズラなど…茎?の中に溜まる消化液を見てゾクゾクしました。食虫植物が存在する理由も不思議なので、今度これを契機に調べてみようと思います。
 ちなみに食虫植物は館内のショップでも販売されていました。

【ハエトリグサ】
「生物」って感じがする
【ウツボカズラ】
グロテスクな見た目だけどどこか魅惑的
だんだん全年齢対象なのか不安になってきた


終わりに…
 今回小学校以来初めて自分の足で植物園にいきましたが、当時とは異なる新鮮な感覚で楽しむことができました。植物にはあまり興味が無く縁も遠かった身なのですが、今回を機にさまざまな植物園へ行こうと心に決めるほど貴重な時間を過ごせました。
 次は板橋区熱帯環境植物園に足を運ぼうと思います。新たな趣味の鍵がここにある予感がして、人生まだまだ楽しめるのだなと実感した次第です。
 読んでいただき、ありがとうございました。

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