今日のハチミツ、あしたの私
「卑怯とか卑怯じゃないとかで、物事を決めない方がいい。ずるくないから、正しいからそうする、じゃない。あなたがどうしたいか。どこへ行きたいか。」
正しい判断を、強い自分を、とあるものさしで自分を測り続けたら、自分の気持ちを完全に見失ってしまうんだろうな。
そう思ってしまう背景には、世間でいいとされている“基準”に自分が則っているという安心感が欲しいという気持ちがあるのかも。
「誰だって傷つくし、誰だってよわいの。けど誰でもみんな現実に向き合って生きてるの」
人はだれだって何かを抱えながら生きていて、でもその“何か”がその人の全てではなくて、種から目が出て太陽に向かって伸びていくように、人は“生きる”という選択をし続けている。
諦めること、逃げることも時には必要。
だけど、生きることだけは諦めないでいて欲しい。
ひとはいつだって、どこだって生きていける。
そう思える、あたたかい一冊でした😌