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1級DCプランナー資格更新通信講座悶絶!

 DCプランナーのDCとは、Defined Contribution(掛金額が決められている)を意味し、そこから、「確定拠出年金」を指す言葉です。

 DCプランナーとは、DC(確定拠出年金)に留まらず、DB(Definend Benefit Plan=給付建て年金=確定給付企業年金)も含めた「企業年金」や公的年金(国民年金・厚生年金保険)、はたまた、ライフプランニング・リタイアメントプランニングや金融資産運用設計の知識までに至る「企業年金総合プランナー」として位置付けられた資格です。

 私は、社会保険労務士、CFP(ファイナンシャルプランナー上級資格)1FP技能士資格を保有していますが、これらの資格は、公的年金や金融資産運用を通じて、隣接した資格であり、あわせて持つと、シナジー(相乗効果)が期待できるほか、試験範囲が重なっているため、単体で受けるより試験に受かりやすいと考えられます。
 ※シナジー…複数の要素が相互に作用し合い、単体で得られる以上のプラスの効果を生むこと。

 私は、1級DCプランナー資格を、2002年3月に登録しており、記念すべき1回試験合格者なんです。
 ※第1回の2級DCプランナー試験に合格して、直ちに第1回の1級DCプランナー試験を受験した人のみが、合格者になれたという点で、結構レアな存在かもしれません。

 昨今は、資格商法などと言って、いろいろな資格が乱立していますが、このDCプランナー資格は、資格戦国時代を生き抜いたものと言えるかもしれません。
 ※DCアドバイザー資格もありますが、少し影が薄いですね。

 DC(確定拠出年金)は、2001年10月に「確定拠出年金法」が施行され、企業型確定拠出年金(企業型DC)が開始されましたが、個人型確定拠出年金(今で言うiDeCo)は、2002年1月から開始されました。

 アメリカの私的年金制度である401kをモデルに制度が作られたため、「日本版401kとも呼ばれますが、長い間、表舞台から遠い日陰者でした。

 2017年1月より、iDeCoの加入資格が従来の国民年金第1号被保険者(=自営業者)と一部の国民年金第2号被保険者(=企業年金[確定拠出・給付含む]を実施していない会社の会社員)から大幅に拡充され、専業主婦(夫)などの国民年金第3号被保険者、企業年金を導入している会社の会社員、公務員等共済加入者にも門戸が開かれて、一気に陽の当たる表舞台に躍り出てきたのです。

 そんなこんなで、第1回の1級DCプランナー試験の合格率は、12%程度だったと記憶していますが、幸いにも合格して、名刺に書いたり、講師としての箔が付いたりと、それなりに役に立っているのです。

 みなさんも認識されているかもしれませんが、こういう資格試験は、いわゆる「先行者利益」があり、第1回試験は、ベーシックな問題が出やすく、基本さえ押さえておけば、受かりやすいものなんですね。
 ※ただし、過去問題がないので、受験対策はしにくいです。

 DCプランナーは、日本商工会議所ときんざい(一社・金融財政事情研究会)が主催の民間資格ですが、2年に1回の頻度で、資格更新研修を受講しなければ更新できないのです。

 以前は、座学を受講していましたが、コロナ禍を経て、通信講座を受講するようになり、それがかなり勉強になるのですね。

 私は、それなりに知識がある方だと思っているのですが、通信講座テキストの内容は、かなり難しく、「悶絶」級です。

 テキスト類が、11/8(金)に届いたので、昨日・今日の9(土)と10(日)で、一気にやっつけてしまいましたので、明日、11(月)、答案をポストに投函します。

 私は、社会保険などの社内向けの講義を受け持つことも多いので、この「悶絶」級の講座は、難しいけれど、有り難いのですね。いくつになっても、勉強は大事ぜよ(土佐弁)

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