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『焼肉きんぐ』でランチコースに舌鼓☆

 今、売上げ絶好調と言われる焼肉食べ放題の店、『焼肉きんぐ』に、友人と行ってまいりました。

 少し前に、『焼肉きんぐ』の母体である株式会社物語コーポレーションの幹部社員の方が、私がよく聞くラジオ番組に出ており、その経営の内情を話しておりました。

 店舗展開も拡大していますし、売上げも絶好調というのは、冒頭に書いたとおりなんですが、焼肉食べ放題の業態と言うと、一般的に「安かろう、悪かろう」が想定されるのですね。

 ところが、『焼肉きんぐ』の店内では、タブレットによる注文を徹底し、また、オーダーの品を運ぶのも、ロボットを活用するなど、人件費の節約と(アルバイトを中心とした)人材不足への対応に努めているというのです。

 その分、浮いた金銭・人的資源で、大量調達である肉の質を良くしたり、お客様の焼肉の世話をする「焼肉ポリス」の人材を置いたりしているというのです。

 「焼肉ポリス」とは、鍋で言うところの「鍋奉行」を、焼肉業態で、かつ、店舗側からのお世話係として、設定したというところに着目すべき点があります。

 焼肉という業態は、単に肉類をテーブルに配っておしまいになりやすいので、「焼肉ポリス」の設定により、店舗側とお客様とのコミュニケーションを図る目的があると想定されます。

 その友人とは、友人の住む地域にある『焼肉きんぐ』に、結構行っているのですが、食べ放題の最上位コース「プレミアムコース」やメインのコース「きんぐコース」も食したことがあるのですね。

 焼肉には制限時間100分・オーダー時間80分がありますし、また、大体において、その時間、ずっと食べ続けられるものでもないですし、さらには、「プレミアムコース」や「きんぐコース」のような少しいい肉である必要性が、そもそもないよね、というのが、友人との共通認識となり、土曜日の今日の昼食時、ランチコースをいただくこととなりました。

 ちなみに、本当にいい肉だったら、焼肉屋に行って、自分で変な焼き方をして食べるより、キチンとしたステーキ屋などに行って、料理人に上手に焼いてもらった方が、ちゃんと美味しくなるように思います。

 ラジオ出演の幹部社員も言っていましたが、焼肉というのは、適切な焼き方を知っている人ばかりではなく(と言うか、そういう人の方が少数でしょ。)、「焼肉ポリス」に焼き方を教えてもらうと、美味しく焼けて、びっくりするそうです(私たちは「焼肉ポリス」の腕前を試してみませんでしたが…。)。

 で、ランチコース、1人前2,288(税込)を食して来たわけですが、このところで値上げをしているとは言え、焼肉食べ放題で、ソフトドリンク飲み放題も付いて、この値段は破格なんです。

 肉質も、充分なレベルです。「プレミアムコース」や「きんぐコース」は、逆に付加価値が過剰な感じがします。

 私は、今年度末で、60歳を迎えますが、何と、60歳以上は、この値段から、300円割引きになるそうです。

 今の私の体力の勢いを維持すれば、税込価格で、2,000円を切る値段で、ガッツリ食べられることが想定できます。

 『焼肉きんぐ』は、幹部社員も指摘していましたが、ファミリーで来店することを想定しているようです。

 『焼肉きんぐ』では、幼児は無料、小学生は半額というファミリー大歓迎のうれしい内容です。ジジ・ババが、孫を連れて、大人数で来ることを狙っているんでしょうね。

 で、元は取れるはずもありませんが、私たちは、意地汚く、ガッツリ食べてしまいました。その代わり、夕食はほんの少しに抑えておきました。よろしいんじゃないでしょうか。

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