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毎月の小遣いに+5千円のゆとりを創出!

 サラリーマンでいると、「宮仕え」の苦労ばかり感じて、その日頃受けている恩恵を忘れがちになります。

 収入の上がり下がりが頻繁な自営業の人などにとっては、サラリーマンの毎月、定収入があるのが、大変うらやましいんですよね。

 また、自分の働きが収入に直結する自営業の人には存在しない「有給休暇」というのもうらやましいんですね。

 しかしながら、サラリーマンの人と違って、自営業の人の収入は青天井であり、働きと工夫に応じて、いくらでも稼げる可能性があります。

 これは、金融業界で言うところの「リスクプレミアム」なんでしょうね。
 ※リスクプレミアム…金融商品のリスクに対して支払われる対価のことで、無リスクの金利にいくらかの金利が上乗せされたものをリスクプレミアムと呼びます。

 つまり、サラリーマンと違って、稼げる可能性があるが、収入がなくなるリスクもあるため、稼げるときは、リスクプレミアムが載って、収入が多くなるのですね。

 ですので、普通のサラリーマンは、少々の実績を挙げたくらいでは、経営層にでもならない限り、ものすごい収入にはなりません。

 したがって、サラリーマンは、給与だけで(しかも、そのお金を銀行に置いておくだけでは)金持ちになるのは難しいのです。

 サラリーマンの利点をもう少しだけ申しあげると、学生起業家というのが流行っていますが、社会人を経ずに学生からいきなり起業してしまうと、得てして「社会の暗黙の掟」を知らずに、社会に船出していくことになり、例え実績を出しても、その不遜さを嫌われ、足下をすくわれることがあります。
 ※ホ○エモンなんて、そうだったんじゃないかな~と思いますよ。

 つまり、サラリーマンをやると、社会人としてのマナーやルールを、給料をもらいながら、教えてもらえるのですね。

 これは、バカにできないことですよ。もし、起業しようと思っている人がいるのならば、サラリーマンを経験して、社会のマナーやルールを学びつつ、その過程で、副業などで世間の需要などを見極め、軽い失敗もしたうえで、起業した方が身のためなんじゃないかと思いますよ(本当にそう思いますよ☆彡)。

 何でかって言うと、日本の社会では、起業して1回でも失敗すると、大変なダメージをくらい、なかなか復活が難しいからです。それを、日本一の金持ちの斎藤一人さんは、「一転び、アウト」と言っていました。

 話がずれました。起業の勇気がなくても、それなりのレベルであれば、プラスの収入を得ることは十分可能なんです。

 つまり、給与(サラリー)以外のプラスの収入の道を見つけましょう、という提案です。

 これは、年に100万円とか、1,000万円とかの水準のことを指している訳ではなく、例えば、月に5,000円だけでも、お小遣いにプラスされたら、うれしいんじゃないの、というレベル感の話です。

 私だったら、そのお金で、読書して、より一層スキルを磨きますが、少しいいランチを食べに行くことだってできますよね。

 これくらいならば、例えば、配当のある投資信託で、配当利回り4%(これくらいの利回りは探せばいくらでもありますよ。)のものに、150万円投資すれば、「150万円×4%÷12月=5,000円/月」となり、通常のお小遣いに5,000円上乗せできるでしょう。

 サラリーマンは、定収入だけに積立投資と相性がすこぶる良いので、NISA(成長投資枠)を活用して、配当利回りの高い投資信託に毎月積立をしたら、数年のうちに、元本150万円の投資なんて、普通にできちゃいますよ。

 給与以外に、プラスの収入があるのは、極めて有り難いことです。起業の勇気がないならば、せめてこれくらいはどうでしょうかね。

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