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欲張り学生のイタリア・ボローニャ旅行記①(2022.03)ただただ食べ続ける

トリノから電車で降りたって広がっていたレンガ色の世界。
そしてそこで過ごしていくうちに感じたのは、胃袋の足りなさ。

日程

3月下旬に二泊三日、留学先大学の授業の一環としてデイトリップに参加したあとに残り、二日間観光してきました。

1日目:大学の授業でマッジョーレ広場、サンペトローニオ聖堂、サント・ステファノの教会群を巡る
2日目:斜塔を上ったのちに世界最古の大学ボローニャ大学を見学、SNS映えの中世の運河を覗ける小窓にも足を向ける 
3日目:サンルカ聖堂へ

この旅行中の個人的ハイライト前半戦です。


宿

お世話になったのは、おばあちゃんが管理しているこちらのエアビー。
私たちの部屋とは別に、おばあちゃんの部屋ともう一つの客室がありましたが、トイレやお風呂はそれぞれ割り当てられ安心でした。

また、おばあちゃんが手作りのボローニャのおすすめ箇所を書き込んだ地図を用意してくれていて、街について質問するとにこやかな笑顔で何でも教えてくれました。

当時2人で1泊7500円。清潔感があって、チェックアウト後も観光が終わるまで荷物を置かせてくれましたし、なによりおばあちゃんの温かみも感じられて、、、安心して泊まることができました。


街歩き

ボローニャを歩いていると、トリノではなかなか見つけられない、昔ながらの素敵な看板がたくさんありました。

ボローニャの街角で見つけた素敵な看板の数々

そして夜の街並みも、レンガ色の街がオレンジ色の街灯に照らされて、どこをとっても幻想的でした。

ただどの道も幅が狭く、中心から外れたり、一本中に入ると人気がない場所もあったので要注意。

夜の街並みも魅力の一つのボローニャ

レストラン

ボローニャ名物を食べられるお店を中心に巡りました。

学生街の活気を感じるOsteria dell'Orsa

ボローニャ在住歴のあるお知り合いの方からお薦めしてもらったこちらのお店は、学生街にあり、お値段もお安く、活気に溢れていました。 

ボローニャ名物のボロネーゼもブロード入りのトルテッリーニもとても美味しかったです。

タリアテッレのボロネーゼとブロード入りのトルテッリーニ

斜塔を目の前に食事できるBottega Portici

こちらも先ほど同様の方からお薦めしていただいたお店。

最近のマックのように、店内にある画面から注文でき、番号が呼ばれたらコーナーまで取りに行くスタイルでした。

このお店の魅力的な点はなんといっても3階のバルコニー。ボローニャの斜塔を目前に食事することができます。

斜塔に見守られているかのようなバルコニーと
一見少なそうに見えても食べてみたらお腹いっぱいになるパスタ

パスタは、基本紙カップの器に盛られるためファストフード感覚ですが、お店自体ミシュランに掲載されているホテルレストランの系列で、手作りパスタにこだわっていうようでした。もちもちでおいしかったです。
それでいて安いのがまた良い…!

可愛らしいお店ならSfoglia Rina

ボローニャを訪れたことがある友人のおすすめのお店です。

ボローニャで行きたい食べ物屋さんが多すぎたあまり、こちらのお店の店内で食べることは叶わなかったのですが、なんとしてでもこちらのお料理をいただきたかった私は、冷蔵のラザニアをテイクアウトし、後日トリノの自宅でいただきました。

このレストランは生パスタのお店はじまりで、友人のおすすめのラザニアのほかにも、ボロネーゼやブロード入りのトルテッリーニなど他のボローニャ料理もおいしいそうだったので、次この街に戻った際は、絶対にリベンジしたいと思います。

六角形がモチーフとなっている店内

ぼったくりの被害に遭う



ボローニャでの出会いと飲み屋街

夜、暗くなると次第に道を歩く人々は少なくなっていきましたが、それに反して活気づいている道がありました。

それがこのペスケリエ・ヴェッキエ通り

狭い路地に椅子と机が所狭しと並べられ、お酒を飲んでいる人で賑わっていました。

この道では人とすれ違うのもスレスレなくらい、お店の外にはたくさんのテーブルが出ていました。

ここに連れてきてくれたのは、ボローニャ在住の日本人学生の方たち。
というのも、彼女たちは1日目に街を歩いていた私たちを偶然見かけて、食事中のところを抜け出して、遠くまで歩き進めていた私たちを追いかけて話しかけてくれたのでした。

イタリアに来てから、互いにアジア人、ひいては日本人を街で見かける機会がなく、勇気をもって話しかけてくれた彼女たちのおかげで、更なる交流の輪を広げることができました。

ボローニャとトリノの違いや、今まで訪れた旅行先、イタリア生活について、互いに外国人として海外に住んでいるからこそ思うことをぶつけ合いました。

ボローニャのハムの盛り合わせをワインとともに

後に、彼女たちのおかげで更なる輪が広がったり、また彼女たちとイタリア国内で再開する機会があったので、その話はまたいつか。


ボローニャ旅行記②は、おすすめジェラートまとめと、ある観光スポットの注意点!

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