【災害時】子どもの心のケア
こんにちは、なつめです。
たまたま昨日の午前中に、以前録画していたNHKの番組『すくすく子育て』を観ていました。
テーマは『災害が起きたときの子どもの心のケア』でした。
そして夕方になり、日向灘での地震。
なにかシンクロニシティのようなものを感じました。
今日のnoteでは、番組で学んだことを皆さんにシェアしていこうと思います。
◼️子どもへの声がけ
災害を怖がっている子どもに対してどのような声がけをすればよいのでしょうか。
「大丈夫だよ」「もう地震は起きないよ」
つい、こんなふうに言ってしまいそうになるかもしれません。
しかし、大丈夫じゃないときもあるし、地震はまた起きます。嘘を言ってしまうことにもなってしまいます。
こんなときは、
「パパやママがそばにいるよ」と子どもの近くを離れずに、
抱きしめてあげたり、手を握ってあげることで
子どもは安心することができます。
◼️災害後に見られる子どもの反応
子どもは、災害直後は体調に変化がなくても、大人が落ち着いた頃に体調を悪くすることが多いです。
でもそれは、正常なこと。
子どもの体にどんな反応が出るのか、その反応はいつ頃出るのか、あるいは出ないままなのか、それは個人差があります。
もし体調が悪くなってもそれが普通のことであると知っているだけで、親の安心感は違います。
◼️「地震ごっこ」あそび
過去に起きた災害後によく見られたのが「地震ごっこ」遊びだそうです。
「地震ごっこ」とは、積み上げた積み木をわざと崩して地震を再現すること。
見ているほうは「そんな遊びするなんて!」と思ってしまいます。
しかし、その「地震ごっこ」が、子どもの心に溜まったストレスを発散させたり、感情を表現できる手段であり、つらいことを乗り越えようとしている最中だと言われています。
そんなときは子どもの遊びを否定せずに、子どもが安心できる声がけをしていくのが良いでしょう。
◼️親も不安である
これまで、子どもに対するケアについて書いてきました。
しかし、不安を感じるのは子どもだけでなく親もいっしょ。
自分のこともケアしてあげてください。
緊急時に気持ちを落ち着かせる方法として、以下の方法が紹介されていました。
自分に気持ちの余裕がないと、それは子どもにも伝染します。
自分の心をケアしてあげることが、子どもの心のケアにもつながります。
◼️まとめ
今回ご紹介したポイントは以下の4つです。
番組の公式サイトには、放送内容のまとめが詳しく載っていました。
親の悩みと専門家の方のアドバイスが非常に参考になります。
防災グッズを揃えるだけでなく、こうしたケアの方法も学んでおくと安心感が増します。
いざというときのために、備えておきましょう。