めざせ!ムショラン三ツ星 刑務所栄養士、今日も受刑者とクサくないメシ作ります@読書感想文
タイトルだけでクスッとくる本というのを結構買うことがあって、此の本もムショラン三ツ星というパワーワードに惹かれて読みました。
刑務所栄養士というのは日本で20人くらいしかいないらしく、その名の通り、刑務所の食事を決めている仕事です。
いろんな仕事があるんですね。
実際に料理するのも受刑者たちで、栄養士の著者は娑婆で料理をしたことがない男性受刑者と給食?を作っているんですが、失敗談やらやりとりがハートフルとまではいかないものの、軽やかというか爽やかというか…、普通の栄養士さんとバイト君みたいです。
なんか悪いことして捕まってる人(しかも収容されてる)たちなのに、可愛いところがあるというのか、不思議です。
悪さのレベルは当然違うものの、地元の同級生のヤンキーもまぁ、クラスメイトとしてはいい奴ってことはありますし。
ちなみに刑務所に入るとめっちゃ痩せるらしいです。決まった量と運動(労働)は身体にいいんでしょうね。
そういえば、大学1年のときに住んでいたアパートが刑務所の近くでした。最寄りのバス停から出るバスは刑務所の前のバス停にも留まっていたので、ボストンバッグ一つで乗ってくる人(出所する人のイメージ)がいないものかと見ていた覚えがあります。結局、そういう人はいなかったんですけど。
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