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青木世界観@スワローズ&読書感想文

引退報道の動揺が治まりませんが、青木選手とミュージシャンの尾崎世界観さんの本が出たので読みました。

読んだ感想の第一声は、

青木、監督やってくれよ!

です。来年とは言いませんが、いつかは…。とにかくスワローズは青木選手を他球団に渡してはいけない。

本の中で、「(長岡)秀樹にはこう言っています」「(村上)宗にはこう伝えました」であるとか、若い子に聞かれると…とよく言っています。みたいなことがたくさん出てきます。

青木選手くらいの年齢やキャリアがあるとなかなか近寄りにくかったりするんじゃないか、と思うんですが、スワローズに戻ってきてから、若手とコミュニケーションを上手に取るようにしているようです。

なので、ちょうど畠山コーチが(多分、トラブルで)退団して空いた二軍打撃コーチにまず就任してもらって、一軍打撃コーチ→二軍監督→一軍監督の黄金ルートを歩んでもらいたい!

読んでいて青木選手のいいところは、いい事も悪い事も振り返りをして、自分に対する意味づけが出来ている点だと思います。

アマチュア時代のこと、メジャーに行く前のスワローズ時代、メジャー時代、帰ってきてからのこと。しっかり整理して、血肉にしている。なので、経験を元にしっかり自分の話ができる人なのだと思います。

あとは名言というか、自分の心に響く言葉がいくつか見つかりました。

いくつか紹介しますと、

自分の中でモットーにしているのは人生はチャレンジの連続だ、ということ。そう思えば、20歳とか30歳そこらでの「勝ち組」とか「負け組」なんて全く意味がない。ゴールはまだ先にある、と思う方が人生は楽しめると思うんです。

第8章勝利より

「勝つ」ではなく「負けない」と思う方が自分にとってメンタルが整いやすい、というのもある。負けない、となれば色々なものが捨てられるし、色々なものを吸収できると思うんです。

第8章勝利より

僕は一歩目ってすごく大事だと思うんです。(省略)とにかく一歩踏み出せば、二歩目が進める。二歩目って、割と楽なんです。

第5章失敗より

引退という章もあり、書いている時点では決まってなかったんでしょうけど、わかったうえで読むと何となく引退を考えてるっぽい感じはしました。

引退試合を待ちます。。。

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