鍼灸師が「社会的処方」を知っておきべき、ただひとつの理由
在宅鍼灸師のためのマガジンをご覧いただき、ありがとうございます。
「プライマリ・ケア」を担当しています、てつこと長岡哲輝と申します。
今回は、「社会的処方」って鍼灸師にも絶対必要じゃね?というお話をしたいと思います。
結論から言うと、社会的処方を実践できれば、患者さんの「幸せ」や「健康」に直結する可能性があるからです。
では、なぜ「鍼灸師」がしっておきべきなのか?そもそも「社会的処方」とはなにか?ゆる〜く解説します。
社会的処方とは?
ひとことでいうと、こころやからだの不調あるひとに対して「薬ではなく、ひととの繋がりを処方すること」を社会的処方といいます。
つながりをつくってくれるのは、医師だけではありません。その地域で人脈を持っている「リンクワーカー」と呼ばれるひとたちが様々な社会資源を紹介してくます。
山口達也さんのイラストが分かりやすいので紹介します。
では、実際の患者さんに社会的処方を行うとどうなるでしょうか。
「不眠」で困っている、とある高齢男性の症例です。
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