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油にまつわるエトセトラ その1 ~授業書《あかりと文明》でのアナザーストーリー~

仮説実験授業を簡単に(私の言葉で)まとめると・・・

●普段机に向かって静かに勉強するのが苦手な子達でも楽しめる!
●大人になっても「あの授業楽しかった」と言ってもらえる!
●誰でも同じように授業ができて、やってる教師もわくわくしちゃう!

ということが実現できる、本格的な科学の授業です。

仮説実験授業の進め方はこちらの動画をご覧ください。


0.《あかりと文明》電子版が出ました!


2024年4月に、仮説実験授業《あかりと文明》の電子版ができました!

私は、《あかりと文明》が大好きです。
こちらの仮説実験授業は、2016年に完成した授業書です。

私は《あかりと文明》を5・6年で実施しています。油の歴史や分子構造なども学べますし、文明の発展についても学ぶことができます。授業が終わった後の余韻がなんともいえない♪たのしく学べて賢くなれる授業書です。総合的な学習の時間などでできる授業書だと思います。


私が好きな理由は…これです。

月刊『たのしい授業』[ No.500 ]「私の好きな授業書《あかりと文明》」(中村文)より


月刊『たのしい授業』[ No.500 ]「私の好きな授業書《あかりと文明》」(中村文)より


月刊『たのしい授業』[ No.500 ]「私の好きな授業書《あかりと文明》」(中村文)より


*このマンガは月刊『たのしい授業』[ No.500 ]「私の好きな授業書《あかりと文明》」に掲載されました。


1.資料「油にまつわるエトセトラ」

 仮説社オンライン《あかりと文明》デジタル版授業書の注釈にはこのように書かれています。

阿部徳昭(仮説実験授業研究会)著
歴史的に栄えた地域には,〈あかり用の油の生産〉が密接に関わっています。〈あかりと油の広がり〉を見ると,国や地域の発展の歴史が見えてくるのです。さらに,実際に油を燃やしてみたり,〈さまざまな油の分子模型の形〉を見てみると,融点などの〈それぞれの油の性質とどう関係しているか〉がイメージできるようになります。

《あかりと文明》デジタル版授業書(仮説社)より

あかり用の油…ということで、
この授業書では、油を燃やす実験が多いです。(ティッシュ灯心をつくるので、そんなにぼーぼーと燃やすわけではありません)

《あかりと文明》をやっていた時の出来事をマンガで表したいなと思い、
資料「油にまつわるエトセトラ」をかいてみました。

2.油が…

さてさて、仮説実験授業では子ども達に授業をする前に、予備実験をします。
この記事では、予備実験をしているときに起こったことを紹介します。


中村文『《あかりと文明》授業ノート』 より

実験では、エゴマ油を使います。
ススが出る…が実験結果なのに、なかなかススが出ない…。あれれ?



中村文『《あかりと文明》授業ノート』 より


おかしいなぁ。何かがちがう。
と思って、αリノレン酸がおおいと書かれているエゴマ油をもう一度注文しました。



中村文『《あかりと文明》授業ノート』 より

とどいたー!わーい。これで実験できる!と思いきや







中村文『《あかりと文明》授業ノート』 より


まえと同じエゴマ油が届きました。
この衝撃といったら…ないですね笑


その2につづく)



*題名は、PUFFYの曲「渚にまつわるエトセトラ」を拝借しました。


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