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松岡鉄久
2022年5月23日 20:07
知識だけでは役に立たない。大切なのは行動を変えることができるかだ。よくある主張です。同じように……頭で考えるじゃなくて、実際にやってみろ言葉よりも実践などがあります。このようなビジネスシーンでよくある主張は常識的で実際的。経験に裏打ちされたまともな意見だと思います。ところが、分かりやすい主張である一方で、独断というか、前提としているものの曖昧さがありますよね。今回は、哲学的な観点から整理
2022年5月16日 20:42
問題です。本質の反対語はなんでしょうか。哲学の分野における正解は、現象になります。ということで、今回は本質と現象について、ビジネスの場面を想定して考えてみます。哲学の用語理解を通して整理することで、複雑なビジネスの現場を、少しでもクリアにしてみようという試みです。まずは言葉の意味本質は、英語でいうとエッセンスですね。ものごとの「目に見えない」核心といった言い換えができるでしょうか。一方
2022年5月10日 18:55
正確には、言葉の扱いについて、モチベーションという言葉を題材にして考えてみます。哲学研究者は言葉をとても丁寧に扱います。その姿勢というか、流儀でもって、ビジネス用語を吟味しようという試みです。ただし、吟味にはいっていくと私個人の考え方に偏るので、その点あしからず。導入言葉には歴史がある何か調べものをするとき、まずググるというのは私も同じですが、言葉(単語)を調べるなら、オックスフォード英語
2022年5月2日 15:36
私などが、ビジネスにおけるダイバーシティを説明する必要はないです。その重要性を強調する必要もないでしょう。とても優れた記事を一つご紹介しておきます。さて、必要がないのに取り上げるのは、哲学的に考えてみたいからです。本来なら、ミシェル・セールの著作の紹介の後に記事にしようと思っていました。しかし、一応年代順に紹介していく方針上、ものすごく先になりそうだったので、フライングします。ダイバーシ