昼寝
先週の金曜日。こんな記事を書いた。
私は実は、「放課後ライティング倶楽部」の一員だが、元来読み専なので、ほとんど企画にもイベントにも参加しない幽霊部員であるとカミングアウトした。
それで事は終わると思ったのだ。これで、ジ・エンドだと。
ところがどっこい、悪ガキ幽霊部員がクラブハウスの屋上で、機嫌よくサボタージュ昼寝をしてるのに、なんだか妨げるものがある。
雨が降ってきた?
いやいや、ヤスさんから投げられたボールだ。
どっかからボールが投げ込まれて、ポーンと跳ねて、こっちにコロコロ転がってきた。
頭んところに転がってきたボールを拾い上げると、なんか書いてある。
「土曜日の知らんけど」なんて、企画名までついちゃってるよ。
で、今回は、何?
心の中の、リトルkojuroが、ボソリと、呟いた。
ちょっと待ってよ。ヤスさんともあろうものが、「空回りしてそう」なんて、どうなってるの?
しゃあないなぁ、ちょびっとだけよ。昼寝を切り上げるのは。
重い重い、ブラックホールより重い腰を上げて。ボールを拾い上げ、ちょっと上向きにピュンと投げる。
私の文章のスタイル。特徴は、たったひとつ。読点「、」が、やたらに多い。これに尽きる。
これは意図的でもあり、癖でもある。でも、もう拭い去れない。この読点をたくさんつけて、「だ、である調」で訥々と文章を書くのだ。
一応、テンプレートらしきものも、あるにはある。これは、意識して作ったわけじゃなくて、なんとなく徐々に出来上がってきたクセである。私は、悪ガキで曲者だから。笑
家族が必ず出てくる。ほぼ、さっちゃん(注1)。
心の声、リトルkojuroが出てくる。
「なんのはなしですか」で、転調する。
さっちゃんから苦言を頂き、マッサージで何とか誤魔化す。
締めは、「これで、いいのだ」
いつきさんの賑やかし帯をお借りし、最後の最後には3.7さんの判子をポーンと押して、完成。
ここまで踏めば、今日からあなたも立派なkojuroだ。
なんのはなしですか。
そんなこんなを家内に語ろうとしてソファーをみると、家内が脚を指さして笑って言った。
コジくんみたいな変わり者になりたいなんて奇妙な人、この世にいないと思うよ。
……。
マッサージをすると、家内は上機嫌である。
家内が上機嫌だと、我が家は、明るくて平和である。
だから。
これで、いいのだ。
知らんけど。
(注1)さっちゃんとは、家内のことである。我が家の実質の最高権力者なので、別名、女王陛下という呼び名もある。