リキ日記_待て
ハリネズミの飼育者のことを、世間では、「ハリ飼い」というらしい。私は、その、ハリ飼いの中でも、まだまだ素人である。
我が家のハリネズミの名前は、リキという。
リキは長男の引っ越しで、個室からリビングへの引っ越しを余儀なくされた。
リビングは、夜まで人がいて、テレビの音がうるさい。今まで個室の、家人から隔絶された環境にいたので、ゆっくりとストレス無く暮らしていたはずが、かなりの環境の変化だと思う。
ハリネズミは、音に敏感で。特に、その中でもリキは臆病なので、人の気配がすると巣箱から出てこない。もちろん、回し車でも回らない。
いろいろな環境変化の中で、自分のリズムを見計らいながら、今は、試行錯誤しているように見える。
心の中の、リトルkojuroが、ボソリと、呟いた。
リキには、いい迷惑だな。ごめんな。
リキは、ほんとうに臆病である。人前には、出てこない。端で見ていると、警戒して、すぐに巣箱の中に入ってしまう。だが、食欲には抗えないようで。
帰宅してすぐにリキのケージの掃除とエサの時間にするのだが、掃除をしながら最後にエサをあげるときに、リキは、巣箱の中で、じっと、私が去るのを待っているのだ。
だが、お腹が空いてくると待っていられないときもあるらしく、ガマンできずに、私が去らないうちに、出てくる。そして、横で見ていても、乾燥ミルワームだけは、食べきる。
でも、慣れたわけではなく、乾燥ミルワームを食べきると、そそくさと巣箱の中に逃げ込むのである。
その様子を、動画で少しご紹介することにしよう。リキはリキで、我が家の環境変化の中で、どうにか順応しつつ、生きていくことを、あの小さな体で、考えているのである。
心の中の、リトルkojuroが、ボソリと、呟いた。
リキは、健気だ。可愛いもんだ。
今夜は、この話を家内にしながら、マッサージをすることになるだろう。
先週から、カバー画像を変えた。磯貝さんが、私のパロディー記事を書いてくれたときの画像を、自由に使って良いよと許可をくれたので、それを使っている。なかなか、明るくて良い作品だ。磯貝さんのCG。最高である。
てるとさんから、ミニチュア生花の会への入会の許可をもらい。8月の末に、花器を7品、揃えた。今までコリキは、我が家のフィギュアと一緒に映っていたのだが、今日から、生花の写真と共に写ることになる。私は、華道の心得は、もちろん、無い。今日が私の、生花記念日。笑