顛末
一昨年の年末の大掃除で、我が家に大量に、しかも無造作にあった、レジ袋と、ポケットティシュを、黙々と片付けたという話を、記事にしたことがある。
それが今、どういうことになっているのか、という顛末を、備忘の意味も込めて、一度、やってみようかと思うのである。
まずは、簡単に片付くところから、いこう。
ポケットティシュは、13ヶ月を経て、順調に消費し、こんな感じになった。
あれだけ大量にあったことを考え、これから花粉の季節であることを考えても、だいぶ少ないくらいの、正常な状況に、ようやく、なった。
ところが、問題は、レジ袋及び塩ビ袋のほうである。
13ヶ月、毎日毎日、必死で消費したが、まだまだこんな状況だ。
蓋を開けていないゴミ箱には、満杯、入っている。
こんな状況だ。なんとも、正常なまでには、至っていない。
そして、家の中を見回ってみると、また、分散して置かれている。あれだけ、集約して、管理していこうと、家内と、固く約束したにも関わらず。
レンジの横にも。
その上の棚の中にも。
この棚の中にも。
鍋の横にも。
こんな、ガムの、空の容器の中にも。
.......。
心の中の、リトルkojuroが、ため息をつきながら、呟いた。
あれだけ、使い倒したのに。まだまだ、あるぞ。
どういうことだ?
よくよく考えてみると、思い当たることがある。
半透明の塩ビ袋は、もともと、スーパーでは、よく、とってくることになる。そして、レジ袋は、近所に複数のスーパーがあるのだが、その1つで、無料で今でも配布しており、そこでは、レジ袋を手に入れることが出来るのである。
レジ袋が減らない理由は、それが、根本原因である。
一通り量を確認して、家内に説明した。
なぜレジ袋や塩ビ袋が減らないか。それは、新たにもらってきて、それを、ストックし続けるからだよ。
もう、十分だから、しばらく、これ以上、ストックするのは、やめよう。
すると、家内は、少し申し訳なさそうに、深く頷いた。
分かったわ。その通りね。
心の中の、リトルkojuroが、不思議そうに呟いた。
やけに、今日は、素直だな。
なんか、あるぞ。きっと。
すると、家内が、ニコニコしながら、私の机のところまでやってきた。そして、言った。
青いの、あるのよ。
えっ?
私は、不覚にも声を出してしまった。
家内が、続けた。
青いのは、大きいのよ。洗面所のゴミ箱に、使えるのよ。
.......。
心の中の、リトルkojuroが、私の背中を、そっと、叩いて囁いた。
塩ビ袋、小さくしてって。そう、訴えてるよ。目が。
そして、私は、ミッションを、遂行した。
家内のこだわりポイントは、ポイ活と、クーポンと、節約である。そして、レジ袋や塩ビ袋を、捨てず、纏めないことである。
ストックが適正になったという、顛末は、いつ、報告できるのか、なかなか、難しい。
心の中の、リトルkojuroが、両手を少し肘を曲げながら広げて、掌を上に向けて、目を瞑り、クビを少し傾げながら、そのままクビを左右に振った。
欧米かよ.......。
と、私は、ツッコミを、入れた。