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水筒カバー

今まで、長女が使わなくなったディズニーの、水筒カバーを使っていた。

4-5年のあいだ、これを使っていた

ポットカバーは、ポットをキズから守るためにも、リュックの中に、ちゃんと入っているかどうかを一目でわかるように、黒ではない色の、派手な色を、わざわざ使っていた。

ポットは、長女が学生のときに、父の日だと言って買ってくれたもので、気に入っていて、もう、5年は、使っている。


このあいだ、長女と台所を整理していて。長女が、こんなものを見つけてくれたのである。

なんと、模様が、ハリネズミのリキだ

少し前から家にはあったようで、リキが家に来てから買ったものではなさそうである。

その証拠に、日曜の深夜に一時帰宅をした家内に見せたところ、驚いて、こう言った。

リキくん!


私は、一目でこの、ポットカバーも、気に入ってしまった。

ちょうど、前のポットカバーが、ヘタってきたので、これに替えることにした。

全体がハリネズミのリキの模様である

そして、毎日、会社でお茶を飲むときの水筒を入れるカバーとして使っている。

中の水筒は、本来は、コーヒーをれるものなのであるが、私は、もっぱら、緑茶をいれる水筒として使っている。

私は、ほぼ、平素は緑茶を水分として飲んでいる。緑茶は脂肪燃焼や抗菌作用があると言われている一方、利尿作用があり、夏場は水分補給には不向きだと言われている。

だが、私は、緑茶が好きなのである。夏でも冬でも、ほぼ、この水筒で緑茶を飲んでいる。

それで、いいと思っている。


家内は、あるプロジェクトに参画していて。仕事が忙しくて、事務所のそばのホテルに寝泊まりしている。日曜日の深夜に戻り、月曜日の昼過ぎにはまた、ホテルに泊まりに行って、そこで仕事をしているのである。


マッサージは、とんと、しなくなった。そのかわりに、家内の健康のことを心配をしている。これならば、マッサージをしているほうが、よほど良かった。


心の中の、リトルkokuroが、ボソリと、つぶやいた。


さっちゃん(注1)がいれば、緑茶は、さっちゃんが入れてくれていたのに、今は、自分でしなければいけなくなったね。

自分のことは、自分でやる。それは、当然のことだよね。


やりとりからすると、さっちゃん(注1)は、元気なようである。


だから。


これで、いいのだ。



(注1)我が家の家内の呼称は、「さっちゃん」である。さっちゃんは、女王陛下という別の呼称もある。だが、リキとの関係で、そもそもの飼い主が長男であることから、私は、おじいちゃんだが、家内に対して「おばあちゃん」なんて呼び方は、まかり間違っても、してはならないのである。


さっちゃんのかわりに、リキが私を元気づけてくれている


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