トリックアート
長女が、実は、我が家に帰ってきた。
1月の中旬に帰ってきて、今、我が家は、一時的に、賑やかになっている。
このご時世で、次女も、クラブ活動が自粛となり、活動停止状態で。長女は長女で、仕事から離れ、就活をしつつ、準備もしつつ、だが、引っ越しの段ボールの荷物をほとんど解いていない。
そんな長女の荷物の中で、何かで当たったのか、我が家から家内が持っていったのか、こんなものが、混じっていたのである。
心の中の、リトルkojuroが、ボソリと、呟いた。
缶ビールは、もう、何ヶ月分も残っているぞ。
確かに。
週末、土曜日に、少ししか飲まなくなったので、1週間に、2本もあれば、十分なのである。
家には、いろいろと、缶のアルコールが残っている。
これらは、ほとんど、Y子ちゃんの神通力(注1)によるものである。
また新たな試飲キャンペーンで手に入れたわけであるが、箱に、こんなことが、書いてあった。
こう言うことが書いてあったりすると、やってみたくなる。箱を動かして、いろんな角度で見てみると、何とか、これか、というのが見れるようになった。
いろいろやっているあいだに、家内が、ソファーに座り、脚を片脚、上げてきた。
コジくん、脚が、さびしい言うてる(注2)。
私は、パブロフの犬の如く、マッサージを始めた。
まあ、Y子ちゃんの神通力が飲み物になるのは、家内と子供たちの協力があるからである。
家内は、マッサージをすると、上機嫌になる。
家内が上機嫌だと、我が家は、明るくて平和である。
だから。
これで、いいのだ。
(注1)家内の友人のY子ちゃんは、よく、アルコールの試飲缶プレゼントキャンペーンの情報をLINEで送ってくれる。それが、なかなかの確率で手に入るので、我が家では、Y子ちゃんの神通力と呼んで、重宝している。ただ、我が家でアルコールを飲む習慣があるのは、私だけである。笑
(注2)家内は、人に何かを頼んだり、言い訳をしたりするとき、ときどき、関西弁になる。関西に住んでいた時間が、長いからである。