傍

家内は私に、よく、困難なミッションを発動してやらせる。そして私は、ぶつぶつ文句を言う暇も無くそのミッションをコンプリートすべく、奔走するのである。

だいたいのミッションは、ほぼ、コンプリートする。私は、便利屋としてはかなり優秀な方ほうだろうと、自分では密かに思っているのである。

心の中のリトルkojuroが、ボソリと、呟つぶやいた。

コジは、自分に甘いタイプだな。

だが、あまりにも見返りが無いのだ。

我が家のだいたいは子供たち優先なので、それは我慢する。好きなものでも家内と半分こ。そして、なにかと制限されて、トイレの電気を消すのを忘れれば、こっぴどくディスられる。

心の中の、リトルkojuroが、ボソリと、呟つぶやいた。

トイレの電気の消し忘れは、コジがわるいけれど、な。

だから、時々、家内に言うのである。

何か、日頃頑張っている私に、見返りは無いのか、と。

すると、こう、こたえる。

いつも、傍そばにいてあげているじゃん。

………。

ここで不満を漏らせば、その後、何でディスられるか分かったもんじゃないので、口答えなんて、決してしない。

そう言ったあとに、にっこり笑いながら、家内は、ちゃっかり脚を指さすのである。

いつものミッションが発動された。

マッサージをすると、家内は、上機嫌になる。


家内が上機嫌だと、我が家は、明るくて、平和である。

だから。

これで、いいのだ。

ヤレヤレ、確実にリバウンドしている

まだまだ飲み食いが続いていくから、マジでヤバイなぁ

■追記■
面ゆるって、なに?
それは、これ。西尾さんはじめ、みんな、面白い作品をあげていて。
私は、だいたい土曜日の夜に、そこそこの過去記事をあげています。
もしも、お時間があれば、みんなの作品、読んで頂けたら幸いです。

面白い記事をゆるく上げていくマガジン｜西尾克洋/相撲ライターの相撲関係ないnote｜note