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ほろほろ
すき家の、ほろほろチキンというのが、ある。家内によると、テレビのCMで、石原さとみが宣伝して。あまりにも人気で、売り切れたという。
我が家は、すき家をよく使う。美味しいというのも、もちろんあるが、一番は、値段がリーズナブルということなのだろう。
そして、我が家は、キャンペーンに、よく踊らされる。だから、我が家では少し自虐的な意味も込めて、自分たちのことをキャンペーンダンサー(注1)と、称している。
1月の末のことだ。1月も、家内が出張でいなかったりすることもあったので、私の手元には、すき家のスキパスがあった。
お弁当は、すき家で買いなさいという、家内の、やんわりとした指示である。
心の中の、リトルkojuroが、ボソリと、呟いた。
決して、強制や、ケチではなくて、きちんと家庭のことを考えた上での優しい提案なんだよな、これは。
うむ。
そして、奇しくも、1月は、au PAYの、還元キャンペーンだった。年末の、マイナポイントから始まり、それを、家族全員で、それぞれのau PAYなどに分散して入れ、またさらに、このau PAYの還元キャンペーンもやり、スキパスも活用して、家族全員作戦も、もう、終わりの1月末。
私にも、ご褒美があった。
家内が、言ってくれたのだ。
今日は、牛丼ではなくて、ほろほろキチンで良いよ。
私も、協力して、頑張った。家内も、次女も、長女も、長男も。
最後は、長女の、au PAYで、すき家の、すきパス活用の、晩餐だった。
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心の中の、リトルkojuroが、感慨深げに、呟いた。
ほろほろと、感涙咽ぶ、睦月末
お粗末。思いつき、川柳もどき
そしてこの時、12月にも、ご褒美に、ほろほろキチンの配給があったことを思い出した。
心の中の、リトルkojuroが、ボソリと、呟いた。
さっちゃん(注2)、やっぱり、いろいろ考えてくれているじゃん。
確かに。
家内は、ポロリと、こぼした。
私も、節約に、一役買ったわ。
私は、無条件に、自主トレ(注3)を、半クール(注4)申し出た。
家内は、マッサージをすると、上機嫌になる。
家内が上機嫌になると、我が家は、明るくて平和である。
だから。
これで、良いのだ。
(注1)キャンペーンダンサーというのは、私の造語である。ポイ活、クーポンなどの還元キャンペーンに、踊らされる人のことである。
(注2)我が家の家内の呼称は、「さっちゃん」である。さっちゃんは、女王陛下という別の呼称もある。だが、リキの関係で「おばあちゃん」なんて呼び方は、まかり間違っても、してはならないのである。
(注3)私は、家内のマッサージを、よくする。家内に促されずに、自らの申し出で家内のマッサージをすることを、自主トレと、勝手に呼んでいる。
(注4)我が家のマッサージは、家内が録画したドラマやバラエティ番組を見ながら行うことが基本なのである。1クールとは、ドラマ一本分。つまり、1時間を意味する。