ゲーム機に教えられたこと【ショートショートnote_59/創作】
家内が私を追求するので、仕方なく、日曜日の夜に投稿するための、ショートショートの創作活動を、細々としている。
ショートショートノートカードゲームを使い、お題を家族に出してもらう。それをテーマに410字以内で、書く。
今回は、家内に、予めスマホのスロットアプリで選択していた以下の5枚から、お題を設定してもらった。
「鍛えられたこと」というカードは無いので、確認してみると。
それでは、本編にまいりましょう。
家内のお題から。
本編、「ゲーム機に教えられたこと」、約410字を、どうぞ。
☆ ☆ ☆
朗は、大卒で就職をしたが、1年もしないうちに、仕事が原因で引きこもりになった。
いよいよ自分の未来にケリをつけようかと思い始めた頃。親友から、入手困難なハイスペックゲーム機が送られてきた。
朗は大学まで野球部だった。万年控えで、戦力外通告ギリギリで引退した。
野球ゲームをダウンロードし、やってみた。
10時間かけて、0対151で、大敗。
よく最後までやり通したなと、少しだけ自分褒めた瞬間、急に腹が減り、食事を食べた。
それからである。
コンピュータに、やっとこさ勝ち。ネットワーク対戦に参加して、初勝利を挙げた。1月で国内の大会で優勝し。その後3年かけて、世界大会で優勝するまでになった。
朗はとうとう部屋を出て。やがて、働くようになった。
もう釈迦力に働くことはせず。ゆっくり、ゆるりと、だが、きちんと仕事をする人生を歩み続けた。
ゲーム機に教えられたこと。
それは、ただひとつ。
なんとかなる、という、根拠の無い自信を持つ大切さだった。
☆ ☆ ☆
■追記■
昨日の配信、聴いていただいた方、ありがとうございます。ネットワークの調子が悪くて、何度も離脱してしまう体たらくで、メンバーに迷惑をかけました。また、私、あまり喋らなくて。生糸さんには、声が聞こえなかったなんて言われました。
のぼる師匠は、事前にスタエフをダウンロードしてくれていたのにお知らせから入れなかったようで、すみませんでした。また、つぶやきで、URLを発信すると言いつつ。ネットワークトラブルもあり、全然できませんでした。
入れなかった方々、大変申し訳ありませんでした。私の不手際でした。恐れ入ります。次回は、もう少しましな入り方、繋ぎ方ができるように、ちょっと改善策を練ります。
昨日の配信の感想を、西尾さん、さぼてん主婦さん、リトさん、ががさんの、面ゆるメンバーが書いていらっしゃるので、参照しておきます。
それと。アーカイブで配信が聴けるので、もしもお時間のある方は、聴いてみてください。ただ、75分もあるので、どうぞ「面ゆる、ながらラジオ」として聴いてみてください。
恐れ入ります。
面ゆるマガジンは、これです。