モンブラン
さて。ウォーキング以外のトレーニングを軽く始めだした私だが。私の今の頼りは、リングフィットアドベンチャーである。
だがこのゲームの負荷では、筋肉をつけて行くには少し足りないようで。どうしても食事制限をしていかねばならないようなのだ。
しかし、それを守れないのが、私の悪いところである。
今回は、こんなものでダイエットから遠ざかったのである。
心の中の、リトルkojuroが、ボソリと、呟つぶやいた。
これって本来は、さっちゃん(注1)の大好物じゃないの?
確かにそうなのだ。
さっちゃんの拘りポイントは、ポイ活とクーポンと節約である。
そして、大好きなのは、新幹線と富士山と、そしてモンブランである。
心の中の、リトルkojuroが、ボソリと、呟いた。
このあいだは、そこ、歌舞伎揚だったなぁ……。
まあ、3番目は、いろいろあるのよ。
このモンブラン、先日、家内とお茶をしようということになり。何でも頼んでいいよと言われたのでモジモジしていると、家内が勝手に頼んだのが、このモンブランで。
例の如く半分こかと思いきや、家内は、他のものを食していた。
実は、家内の仕事を手伝っていたのだ。
家内は言った。
「これ、経費で落とすから」
驚いてついつい反応して言った。
「えっ?昭和の営業オヤジの感覚ですか?それは?」
家内は当然のように領収書を切っていて。私には、なんだか釈然としないモヤモヤが残ったのである。
いや、ダイエットから遠ざかったからではなく。昭和の頃の、ちょっと歪でグレーなアンコンプライアンスな処理に。
家内によると、仕事を手伝ってもらわざるを得ず、事実、かなりの時間をかけて手伝ったのだから、身内であろうが、公明正大、なのだそうだ。
なんのはなしですか。
そんなこんなを家内と語らおうとしてソファーを振り返ると、家内が笑いながら言った。
昼間、私のモンブラン食べたでしょ、倍返しね。
……。
マッサージをすると、家内は上機嫌になる。
家内が上機嫌だと、我が家は平和である。
だから。
これで、いいのだ。
■今週の体重
■今日の体重
■ゆるRAくらぶ(リングフィットアドベンチャー)
そして、もはや、リングフィットアドベンチャーは、ホコリを被っている……
(注1)さっちゃんとは、家内のことである。我が家の実質の最高権力者なので、別名、女王陛下という呼び名もある。