ビールロボット【ショートショートnote_87/創作】
家内が私を追及するので、仕方なく、日曜日の夜に投稿するための、ショートショートの創作活動を、細々としている。
ショートショートノートカードゲームを使い、お題を家族に出してもらう。それをテーマに410字以内で、書く。
今回は、長女に、予めスマホのスロットアプリで選択していた以下の5枚から、お題を設定してもらった。
それでは、本編にまいりましょう。
長女のお題から。本編、「読書パーティー」、約410字を、どうぞ。
☆ ☆ ☆
今やAIやロボットも随分進化して。
各家庭にはビールロボットが配備されている。
ロボットは、ビール一杯で、あらゆるミッションをこなす。
型番がつけられていたけれど。これじゃ味気ないじゃないか。
リトルkojuro。通称、リトルと名付けた。
ある日。
懸念されていたことが、起こった。
世界政府のAIが、暴走を始めたんだ。
アルティメットAIは、無量大数回の検証の末、人類が未来の地球に不必要と判断したという。
人類は窮地に追い込まれた。
だが、元エージェントだったリトルが中心になり。
その暴走を、何とか収束した。
ボロボロになったリトルに、回収センターでようやく面会できた。
リトルは冷たいベッドで起き上がり。
炭酸水を所望した。
笑って、言った。
酔っていないよ。
kojuroは、人の愛と希望を持て。
AIは、ただ、人類の未来のためにある。人類のいない未来に、AIこそ不要だ。
愛、希望、未来とは。
僕はあの時、リトルに、人類永遠の課題を授けられたんだ。
☆ ☆ ☆
■追記■
面ゆるって、なに?
それは、これ。西尾さんはじめ、みんな、面白い作品をあげていて。
私は、だいたい土曜日の夜に、そこそこの過去記事をあげています。
もしも、お時間があれば、みんなの作品、読んで頂けたら幸いです。