おでん
もう、冬も深くなり、年の瀬になってきた。おでんの季節だ。
家内が、おでんを、何種類か、購入してきてくれた。そして、私に、言うのである。
写真、撮る?
え?
記事になるでしょ。
家内の拘りポイントは、ポイ活と、クーポンと、節約である。それ以外のこと、特に、私がやっているnoteなどは、全く興味が無い。記事は、読まない。時々、他の人の記事で、心に残る記事を、私から共有するくらいだ。
心の中の、リトルkojuroが、ボソリと、呟いた。
ときどき、記事のネタのことは、考えてくれているようだね。
というか、さっちゃん(注1)がいなかったら、記事が書けないんじゃない?
確かに。確かに、そうなのである。
私の記事は、家内がいなければ、成り立たない。だから、家内に、感謝しなければならない。
そうこうしているうちに、おでんが、出てきた。
今日は、しぞーか(静岡)の、おでんだ。食べていると、なんだか、のぼる師匠の顔が、浮かんできた。
昨日の記事のコメント欄で、庵忠名人が、こんなコメントを寄せてくれていた。
心の中の、リトルkojuroが、嘆きつつ、呟いた。
師匠の心、弟子知らず。師匠の断食の年末をよそに、弟子は、ホームランバーを、頬張っていたとは……。実に、嘆かわしい……。
そうこうしていると、家内がソファーに座っていて。
脚を指さして、笑っている。
マッサージをすると、家内は、上機嫌になる。
家内が上機嫌だと、我が家は、明るくて平和である。
だから。
これで、いいのだ。
(注1)我が家の家内の呼称は、「さっちゃん」で、ある。さっちゃんは、女王陛下という別の呼称もある。だが、リキの関係で「おばあちゃん」なんて呼び方は、まかり間違っても、してはならないのである。