館内着
年明け直ぐ。ちょうど、このご時世が逼迫して来ようとしてきている矢先に、星野リゾートに行った。
一度、来てみたかったのだ。星野リゾート。長男と長女が、結婚記念日のお祝いに、一度、行かせてあげると、宿泊費用を出してくれた。
さすがに、「星のや」とは、いかなかったが、「界」の、遠州に、行ってきた。
結婚記念日とは言っても、それは、12月で。そこからは、かなり時間が経っている。だが、子供たちの気持ちが、嬉しかった。
界には、ご当地の温泉がある。界遠州の温泉も、かなり、良かった。一泊しかしていないが、4回も、入った。
夕食も、お酒も、美味しかった。ご当地の海の幸。山の幸。そして、地酒。お酒は、縁起を担いで、開運という銘柄を、飲んだ。ラベルを見せてほしいという厄介な要望にも、快くこたえてくれて。何より、気持ちが良かった。
翌朝の朝ごはんも、美味しく。ご飯は、おひつで、もらった。ビックリしたのは、お箸で。最初から左利き用に置かれていて。聞くと、昨晩のスタッフから、その旨、引き継ぎがあるのが、当たり前なのだそうだ。
催し物も、多くて。予約すると、満席など、人気だ。家内と私は、利き茶と、朝の体操をやってみた。
スタッフが、きちんと、丁寧にやってくれている姿が、準備や実施が、大変だろうに、本当に、有り難かった。
心の中の、リトルkojuroが、ボソリと、呟いた。
夢の、星野リゾート。必ず、さっちゃんと、やってみたいということ、あったんじゃないの?
そうなのだ。Tシャツを、2人で、着たかった。そして、着てみた。
わかるだろうか。館内着のしたの、黒いTシャツ。これは、星野リゾート社長の、3密回避Tシャツなのだ。エンブレムが、わからないが。
本命の、ホームランバーTシャツは、どうだったかというと、着ることができなかった。家内が、こう言ったのである。
寒いから、館内着の下に着るしかないよね。だったら、見えないよね。
夏に、着るしかないよね。また、夏に、来れたら、来ようね。
心の中の、リトルkojuroが、ボソリと、呟いた。
星のやでも、ないし、ね。次の機会に、とっておこう。
星野リゾートは、界であろうが、かなりの金額が、する。シティーホテルというような金額ではない。これだけのおもてなしを考えると、納得する金額だ。まして、星のやとなると、ちょっと、来るのは、難しい。我が家にとっては。
だが、私は、こんなものを購入してしまった。
心の中の、リトルkojuroが、また、ボソリと、呟いた。
コジが、無駄遣い王と言われる所以だね。
全国の界なんて、巡れるわけもないのに。
それと、マッサージ、忘れていたね。
家内は、上機嫌だった。
マッサージをしていないのに、上機嫌だった。
家内が上機嫌ならば、我が家は、明るくて平和である。
界遠州に、感謝した。
だから。
これで、いいのだ。
また、いつか、家内と2人で、行ってみたいものだと思う。これは、死ぬまでにやっておきたい夢の1つに、なった。
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